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【連載】MSP繁盛プログラム
本コラムは、実際にコンサルティングの現場で活用されている、最短で飲食店の売上を上げる方法『MSP繁盛プログラム』についての連載です。順番に実践していただけたらと思いますので、よろしければ最初からお読みください。
顧客満足と固定客化の仕組みを作る_現場ですぐにできるリピートの仕組み5つの方法(MSP繁盛プログラム#13)
【ざっくり言うと……】
- リピートの仕組みがない店でリピートの仕組みを作る場合、現場で直ぐにできることは限られています。まずは、次の5つから始めてみましょう。
- 現場ですぐにできるリピートの仕組み5つの方法
- ポイントカード・スタンプカード
- クーポン
- 顧客リストを利用したメッセージ配信
- 予告販促
- 飽きさせない工夫
【3番目】リピートの仕掛けを作る
3番目はリピートの仕組みを構築する部分です。
これも、リピートの仕組みがない店で
リピートの仕組みを作る場合、
飲食店の現場ですぐに実行できる方法は
限られています。
お店オリジナルの成功パターンを
見つけることが理想ですが、
まずは次の5つの方法の中から始めてください。
- ポイントカード・スタンプカード
1つ目はポイントカードやスタンプカードを活用することです。紙のカードやLINEのショップカード、店舗アプリなどでポイントをためる仕組みです。 - クーポン
2つ目はクーポンの利用です。例えば、満席で入れないお客様へ渡したり、次回利用時に割引のクーポンを提供するなどです。私は、割引クーポンは1年中実施する必要はないと考えています。例えば、閑散期対策として、その前の繁忙期に配布してみる、もしくは、繁忙期にわざと使えるタイミングにするなど、時期と目的を決めて配布すると良いでしょう。 - 顧客リストを利用したメッセージ配信
3つ目は顧客リストを活用したメッセージ配信です。先程、顧客リストを集める話をしましたが、LINEやSNS、メルマガ、店舗アプリを通じて定期的に情報を提供します。お客様と定期的に接触して思い出してもらうことが大きな目的です。 - 予告販促
4つ目は予告販促です。イベント情報を店内のポスターやSNS等の顧客リストで事前に伝えます。次回来店の動機になったり、スタッフとお客様のコミュニケーションのキッカケとなったり、常連さんの来店するキッカケにもなります。 - 飽きさせない工夫
5つ目は飽きさせない工夫です。例えば、日替わりメニューや週替わり、季節メニューです。このようなメニューは、来店頻度が高まるという効果もあります。また、イベントフェアを開催することも、お客様に新しい刺激を与え続けることができ、効果的です。
全てありふれた方法ですが、
今まで実施していないお店でしたら、
これらの中からできることを、
まず初めてみることが重要です。
実行して、振り返り、改善して、
ブラッシュアップしてください。
いかがでしょうか?
これでMSPの「S」
顧客満足と固定客化の仕組みについてのお話はおしまいです。
ぜひ順番に、
まだあなたのお店で実施していないことを試してみてください。
次は、MSPの「M」
販売促進を継続する仕組みについてお話していきます。
著:笠岡はじめ
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投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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