【連載】MSP繁盛プログラム
本コラムは、実際にコンサルティングの現場で活用されている、最短で飲食店の売上を上げる方法『MSP繁盛プログラム』についての連載です。順番に実践していただけたらと思いますので、よろしければ最初からお読みください。
計画的な販促の仕組みを作る_販促計画が必要な理由(MSP繁盛プログラム#14)
【ざっくり言うと……】
- MSPはP→S→Mという順番でお店を改善し、最後のMは「Marketing」を表す。
- 販促計画の仕組みを作る役割を果たす。飲食店で販促計画が必要な理由は、現場が忙しいためであり、短い空き時間では十分な計画が立てられないため。
- 販促計画の目的は売上と利益を最大化することであるが、現場レベルでの理由は、販促を継続的に行い、効果を最大化し、結果を次に活かすためである。
販促計画が必要な理由
MSPをP→S→Mという形で順番に説明していますが、
いよいよ最後のMのパートに入ります。
Mは「Marketing」の略です。
このMのパートでは、
計画的な販促の仕組みを作っていきます。
なぜ飲食店にとって販促計画が必要なのでしょうか?
それは、飲食店は繁盛していても、
そうでなくても、
現場は忙しいからです。
したがって現場仕事の空き時間で
効率的に販促の作業を進めていかなければなりません。
しかし現場のちょっとした空き時間に
「販売促進を0から考えよう」と思っても、
短い空き時間では、なかなかできません。
結果的に販売促進が後手後手になってしまいます。
だから販促計画を立てる必要があるのです。
飲食店経営という視点で考えると、
販促計画の目的は「売上・利益を最大化するため」ですが、
現場レベルで販促計画が必要な理由をまとめると、
私は次の3つだと考えます。
- 販促を継続的に行うため
- 販促の効果を最大限にするため
- 販促結果を振り返り、次に活かすため
この「なぜ?」の認識を
スタッフと共有することが大切ですので、
「あなたのお店でなぜ販促計画が必要なのか?」
をぜひ明確にしてください。
著:笠岡はじめ
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投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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