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こんにちは。コンサルタントの河上です。

今回は、効果的な「振り返りの方法」について、ワンポイントをお伝えしたいと思います。

「KPT」(読み方:ケプト)という言葉を聞いたことありますか?

「KPT??なにそれ?」「なんか、むずかしそう・・」

「ビジネス用語でアルファベット3文字って、なんかたくさんあるから・・・」なんて思った皆さん!!

すご〜くカンタンな内容ですので、もう少しだけお付き合いください!^ ^ 


「KPT」とは、「Keep」(キープ)・Problem(プロブレム)・Try(トライ)」の頭文字です。

要は、チームで何かの「振り返り」をするときは、この3つのテーマを話すといいよ!という考え方です。

Keep      ・・・ 良かったこと(今後も続けること)

Problem ・・・ 悪かったこと(今後はやめること)

Try    ・・・ 次に挑戦すること

例えば、昨年末の忘年会営業の振り返りを、チームでする場合を考えてみましょう。

進行役が参加メンバーに対する問いかけとして、以下の「Aパターン」と「Bパターン」、どちらが良いでしょうか。

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Aパターン:
「それでは、昨年末の忘年会の振り返りをします。宴会料理の提供オペレーションについて、気づいた点を挙げてください。」

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Bパターン:
「それでは、昨年末の忘年会の振り返りをします。まず、宴会料理の提供オペレーションについて、良かった点を挙げてください。」

「次に、悪かった点を・・・」「最後に、今年は試してみたい点を・・・」

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Aは、「気づいた点を・・・」と質問がざっくりしていますが、Bは、質問が具体的で、参加者は考えやすいですし、答えやすいですよね。

このように「K」・「P」・「T」の角度から話を切り出すと、次に繋がる効果的な意見やアイデアを引き出しやすくなります。ミーティングの時間短縮にも繋がります。

また、その場で考えるのではなく、事前に「KPT」について、それぞれを考えてきてもらってから、当日発表してもらうと、より効率的な意見交換ができます。

年始の営業も落ち着いた頃。3月の繁忙期に向けて、年末営業の振り返りをしてみてはいかがでしょうか?

株式会社飲食店繁盛会
コンサルタント 河上 朗

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