【連載】MSP繁盛プログラム
本コラムは、実際にコンサルティングの現場で活用されている、最短で飲食店の売上を上げる方法『MSP繁盛プログラム』についての連載です。順番に実践していただけたらと思いますので、よろしければ最初からお読みください。
計画的な販促の仕組みを作る_③販促ツールを作る(2)デザイン事例で解説〜POP/ポスター事例〜(MSP繁盛プログラム#23)
【ざっくり言うと……】
- 販促ツールの掲載項目は共通点があります。それは、次の8つ。
- キャッチコピー(つかみ)
- 内容(メインコンテンツ)
- お客様の行動につながる情報
- 価値情報(こだわり等)
- 信頼情報(メディア掲載、第三者のお墨付き)
- 安心情報(お客様の声、店長の挨拶等)
- 証拠情報(手作りしているなら手作りの写真や実証できる数字)
- お客様のメリット(ここでしか食べられない等)
- POPのデザイン事例解説
- ポスターのデザイン事例解説
販促ツールの掲載項目を事例で解説
では、ほとんどのお店で用意すべき販促ツールについて事例で解説していきます。掲載項目の参考にしてください。
販促ツールの掲載項目には共通点がある
実は掲載項目には共通点があります。
基本の掲載項目を下に記します。
- キャッチコピー(つかみ)
- 内容(メインコンテンツ)
- お客様の行動につながる情報
- 価値情報(こだわり等)
- 信頼情報(メディア掲載、第三者のお墨付き)
- 安心情報(お客様の声、店長の挨拶等)
- 証拠情報(手作りしているなら手作りの写真や実証できる数字)
- お客様のメリット(◯◯円安い、ここでしか食べられない、一品多い等)
販促ツールやその目的によって
掲載されるものが異なります。
これらの情報がどのように掲載されているかを
事例で確認して、
あなたの販促ツールに何を掲載するかの参考にしてください。
販促ツールやその目的によって
掲載されるものが異なります。
これらの情報がどのように掲載されているかを
事例で確認して、
あなたの販促ツールに何を掲載するかの参考にしてください。
①POP事例
POPの掲載項目は三部構成が基本です。具体的には、①キャッチコピー(つかみ)、②内容、③お客様の行動につながる情報の3つです。
ただし、店頭や店内、SNSなどで使う場合、お客様の行動につながる情報がPOPに載せなくても分かる場合は、①キャッチコピーと②内容の二部構成になります。
- キャッチコピー(今日は何の日セール。本日3月14日はホワイドデーの日)
- 内容(大盛り無料)
- お客様の行動(本日限定)
- キャッチコピー(今日はホワイトデーなので白いご飯大盛り無料)
- 内容(ご飯の写真)
- お客様の行動(省略)*二部構成
*両方とも店頭及びSNSでの告知のため店舗情報など明確なお客様の行動につながる内容がない。
②ポスター事例
ポスターもPOPと同様、基本は三部構成です。つまり、①キャッチコピー(つかみ)、②内容、③お客様の行動につながる情報です。
例えば、入口の横にタペストリを掲示してお客様を入口に誘導しているなど、行動につながる内容がすぐ分かる場合は、POPと同様、二部構成になることもあります。
- キャッチコピー(とろろぶっかけそばと肉ごぼ天うどん=業態認知)
- 内容(各種メニュー)
- お客様の行動(お持ち帰りできます!営業時間)
- キャッチコピー(ランチ)
- 内容(各種メニュー)
- お客様の行動(お持ち帰りできます!と上部記載の営業時間)
著:笠岡はじめ
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投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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