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【連載】MSP繁盛プログラム

本コラムは、実際にコンサルティングの現場で活用されている、最短で飲食店の売上を上げる方法『MSP繁盛プログラム』についての連載です。順番に実践していただけたらと思いますので、よろしければ最初からお読みください。

顧客満足と固定客化の仕組みを作る_集客する店頭に改善する3つのステップ(MSP繁盛プログラム#11)

【ざっくり言うと…

  • 固定客化の仕組みの構築
    (1)店頭(ファサード)での仕組み構築
    (2)店内での仕組み構築
    (3)リピートの仕掛けを作る
  • 集客する店頭(ファサード)に改善する3つのステップ
    STEP 1:業態認知
    STEP 2:自分の目的のお店であるかの確認
    STEP 3:最後のひと押し

固定客化の仕組み構築は次の3つから始めよう

固定客化の仕組み構築で何から始めたらよいかわからない場合は、
次の3つから始めてください。

【1番目】店頭(ファサード)での仕組み構築。
【2番目】店内での仕組み構築。
【3番目】リピートの仕掛けを作る


あなたが既にやってることもあると思いますので、
足りないことを埋めていって、
仕組み化していただければと思います。

【1番目】店頭(ファサード)での仕組み構築

最初は店頭(ファサード)での集客の仕組み構築です。

いつの時代も「お店を知ったキッカケ」を聞く
アンケートを取ると店頭が上位に来ます。

したがって、お店の前を通るお客様に、
お店を発見してもらう、そして、
入店してもらうための集客の仕組みを
作ることが大切です。

通りすがりのお客様のお店の発見確率、
入店率を上げて、集客するファサードに改善するには、
次の3つのステップで改善していきます。

では、お客様の行動からみてみましょう。

まずお客様は遠くからお店を見つけます(ステップ1)。

その後、気になる場合はお店の前に進みます(ステップ2)。

最後にお店の前で入店しようかどうしようかと迷って、
OKなら入店します(ステップ3)。

これがお客様の共通の行動パターンです。

したがって、
あなたのお店も
このお客様のステップごとに対策すればよいのです。

まずStep1は業態認知。

カンタンに言うと、
「あなたのお店が何屋さんかを知らせる」
ということです。

パッと見て、
一番最初に何屋さんかを知らせることが
ファサード集客の第一歩です。

この役割をする看板は、
ロードサイドならポール看板、
街中では袖看板などになります。

何屋さんかわかって、
お店の近くに行った時に

Step2の自分の目的のお店であるかの確認となります。

主に入口の上などにある
「サイン」と呼ばれる看板で
店名が大きく書いてあるものです。

そして、お店の前でお店に入ろうか
どうしようか迷っているお客様のための
最後のひと押しがStep3です。

この役割を持つ看板は
スタンド看板やLED看板、
タペストリになります。

なおStep1の業態認知で
一番失敗するパターンが、

袖看板やポール看板など
遠くから見る看板に
店名だけを大きくアピールすることです。

大手チェーン店であれば、
店名で何屋さんかわかることでしょう。

しかし個人店では、
例えば「鈴木」という看板があっても、
何屋さんだかわからないので、
そのお店を知らないお客様は、
お店に入ろうと思いません。

大きくすべきは、
海鮮居酒屋といった業態がわかる表記で、

遠くから見える看板に
店名は表記しないこともあるくらいです。

またStep3の最後のひと押しは、
「このお店に本当に入っていいのかなぁ」
というお客様の入店障壁をなくすことを考えます。

この不安は主に、
「何がいくらで食べられるか?」と
「自分の入るべきお店かどうか?」ということが
一番多いです。

そのためには
①主要メニューを見せること
②予算感がわかること
③店内の様子がわかること

この3つをわかりやすく知らせます。

さらに自分が食べたい商品があると、
お客様の入店確率が上がるので、

可能であれば
④ウリの商品・旬の商品・本日のオススメ・今やっているキャンペーン等
お客様の入店するキッカケになるモノやコトも告知します。

ちなみに看板を新しくするのに
お金が多少かかったとしても、

その後しばらくは
何もしなくても集客の仕組みになってくれるので
コストパフォーマンスが高いです

またお金をかけられないとしても、
タペストリで代用する等、

工夫次第でほとんどお金をかけずに
改善できるのがファサードです。

実際、私はいろんなお店でファサードのアドバイスをしていますが、
ファサードを改善したその日から
客数が2割増えたといった事例が結構あります。

著:笠岡はじめ

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