この記事を読むのに必要な時間: < 1 分12月ももうすぐ終わりますが、12月のGOTO中止、時短要請などで、飲食店経営者はとてもつらい状況にあります。
今、飲食店経営者は何をすべきなのか? 笠岡の視点で全体像がわかるように、1枚にまとめてみましたので、少しでも参考になればと思います。
そして、これをYoutubeで動画で解説しました。よろしければご覧ください。30分くらいの動画ですが10分程度で3つに分けています。
といっても、わかりにくいと思うので文字で起こすとこんなお感じです。
<今回>
0.経営環境と今後の見通し
- 短期的には2月までは確実に続く
- 長期的にはコロナ前に戻らない
- つまり、今の対策は必ず未来に生きてくる。
1.固定費の見直しと資金調達の検討をもう一度
- 会社が生き残ること優先
- (昨対の売上にもよるが)昨対60%の売上でもキャッシュアウトをしないことを目指す
- 資金調達は経営計画書画題雪になる
- 閣議決定の結果を見るとお金を借りるなら3月までに動こう
<次回以降>
2.既存店舗対策(店内売上)の方針
- 固定費の圧縮
- ターゲットを広げる
- ターゲットを見直す
- 告知する
または
- 業態展開or二毛作・三毛作
3.空いている場、使っていない場の活用方針
- 営業時間を広げる
- 営業時間を変える
- 二毛作・三毛作をする
- 場所貸しをする
4.店外売上対策方針
- お持ち帰り・宅配を本気で始める
- お持ち帰り・宅配メニューのブラッシュアップをする
- 宅配系のサービスに加入する
- 紙のツール(ちらし)を作る
- ポスティング・折込をする
- Webメディアの活用・情報をちゃんと載せる。投稿する
- ネット広告を試す
- クラウドファンディングに挑戦
5.新規事業構築方針
- 通販・催事など自店以外の販売チャネルの構築
- 既存店舗のキッチンを使ったゴーストレストラン
- キッチンカーの検討
- FC事業の構築
これら全てをやろうというのではありません。全体的に今できること、やるべきことの中で今を生き残り未来につながることに絞ってお話しているつもりです。その中で、あなたの中で、取捨選択と優先順位を決めて、少しでも取り組めて良くなれば嬉しいです。
頑張りましょう。
経営者。
笠岡はじめ@飲食店販促コンサルタント
]]>投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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