この記事を読むのに必要な時間: < 1 居抜き物件とは、設備や什器備品、家具などがついたままで売買もしくは、賃貸借される物件です。

居抜きに対して、設備などがまったくないまっさらな状態をスケルトンといいます。

設備や什器備品、椅子やテーブルがついているので、飲食店を開業するための手直しが少なくて済み、開業費用を抑えられることが多いです。

また、設備や什器備品もついているということは、それらの設備、什器備品を物件と一緒に買い取らなければなりません。それを造作費用といいます。

居抜き物件を取得する時に確認したいポイントは、まずは、前のお店がなぜ撤退したかという理由です。

最近では、人手不足で撤退という理由も多いです。撤退理由が、物件の制限やご近所との苦情の場合は要注意です。

また、撤退したお店の評判も聞いておいたほうがいいでしょう。居抜き物件で開業資金を抑えて店をつくったために、外観がほとんど変わらず、前の評判の悪いお店のイメージを引き継いてしまい、お客様が入らないということもあります。

居抜き物件を借りても、全く新しいお店を、お店のコンセプトに沿って作り直すという考えが必要です。

次に、確認しなければならないことは、造作費用を払う設備、什器備品が本当に使えるのか?故障していないか?必要なのか?という確認です。

ただし物件がいい場合は、造作関係が不要であったり使えなかったりしても、物件を取得するために、その条件をのむという場合が多いです。

ここは考えどころですが、それでも、もとが取れるという物件も結構あるということです。

笠岡@飲食店繁盛会

]]>

投稿者プロフィール

笠岡はじめ
笠岡はじめ飲食店コンサルタント/販売促進士
飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。

私たちがあなたのお店にお役に立てることは
ございませんでしょうか?
もし、何かありそうでしたら、
お気軽にお話を聞かせてください。

無料相談の詳細・お申し込みはこちら

お問い合わせ

ご依頼及び業務内容へのご質問など
お気軽にお問い合わせください