この記事を読むのに必要な時間: < 1 昨日の朝、飲食店会員の皆様に送ったメッセージですが、今、飲食店経営者が判断を間違えると傷口が一気に広がるますので、表のブログ(この繁盛会News)でもお伝えします。

★飲食店繁盛会の会員 → http://hanjoukai.xsrv.jp/hanjoukai/member-lp/

ここから転載。

今朝は始業前、朝イチで融資手続きで足りない書類を役所に取りに行きました。安心してください。笠岡も生涯借入金の新記録更新です(笑)

さて、今日は、

キャッシュが一番減らない営業パターンをシミュレーションする

というテーマです。

SNSを見るとお店を休むという飲食店の投稿が増えてきました。

大手だとAPカンパニーが全店舗休業ですね。

会員の飲食店からも休業に踏み切ると直接メッセージをいただいたり、SNSの投稿で確認したりしています。

当然、飲食店という地域コミュニティの役割の中で、感染者拡大を防ぐ、感染からスタッフとスタッフの家族、お客様を守るという軸、とても大切です。

一方で、経営者としては、スタッフの雇用を守るという視点で

どの営業パターンが、当面、一番キャッシュが減らないか

をシミュレーションしてください。

「キャッシュを枯渇させない」

これだけが、会社が潰れない唯一の方法です。

感染拡大という軸を経営者であるあなたなりに考えた上で、

●完全休業が一番キャッシュが減らないのか?
●時短営業が一番キャッシュが減らないのか?
●ランチとお持ち帰りだけの営業が一番キャッシュが減らないのか?
●お持ち帰りだけの営業が一番キャッシュが減らないのか?

を考えなければなりません。

この判断は、これから日々変わる可能性が高いです。なので、いつも頭の中で考える必要があります。

ご存知の通り、雇用調整補助金が、本日4/1から

「中小企業の助成率が、2/3→4/5(解除などを行わなければ9/10)。4/1〜6/30までは、1年間の支給限度日数100日とは【別】に雇用調整助成金を利用可能」
となっています。

詳細は
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf
の27ページをご覧ください。

完全休業の場合、当然ながら、売上と利益は全く得られません。

ただし、スタッフの給与負担が大きければ大きいほど、休業したほうがキャッシュアウトは少なくなります。

10人いるスタッフのうち8人休業、2人だけでテイクアウトのみ営業として、8人分を助成金で賄うという形も考えられます。

ということで、今、飲食店経営者が考える軸は、

●感染者数増を抑える飲食店としての社会的役割
●キャッシュを一番減らさない営業形態

この2点で考えて生き延びてください。一緒に頑張りましょう。

必要がありましたら、会員の皆様は、いつでも相談してください。笠岡のFacebookメッセージとかで連絡いただければ、見逃さないかと思います。

笠岡@飲食店繁盛会
経営理念:繁盛店を増やすことは幸せを増やすこと

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投稿者プロフィール

笠岡はじめ
笠岡はじめ飲食店コンサルタント/販売促進士
飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。

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