こんにちは。河上です。
飲食店で働く皆さんは、競合店舗や興味のある店舗へ食事にしに行くことがあると思います。
その際に、どういった準備をして、どう行った視点で視察していますか?
お客さん視点ですか?
もちろん、お客さんとして、(あなたがお客さんとして)他の店舗の料理やサービスを楽しむことは重要です。
お客さんとしての視点を養うことは、自分の店を利用するお客さんの視点に立ち返ることができるからです。
ですが、飲食店視察に行く際は、とある「準備」をして行って頂きたいのです。
それは、「《何を見るか》を決めておく。」という準備です。
例えば、飲食店繁盛会のコンサルタントは、クライアントの現場へ向かう際に、《何を見るか》を決めてから向かっています。
ファサードは・・・? 料理の質は・・・? サービスは・・・? 強みは・・・? など、多岐に渡ります。
訪問前にも、ホームページやSNS等をしっかり見てから現場へ向かいます。(コンサルタントは、このようにして仕入れた沢山の情報をもとに、クライアントにあった最適な解決策を練って提示しています。)
頭の中に思考の「器」を作って、現場に到着してから、それぞれの器の中に情報を入れていくようなイメージです。
「《何を見るか》を決めておく。」というイメージが少し沸きましたか?
こうすることによって、お客さん視点だけでお店を利用した場合より、圧倒的に多くの情報が収集ができます。
自分の店舗に対しては目が慣れてしまっており、改善点などが全て浮き彫りにならない場合がありますが、他人(ひと)の店舗に行くと、これがやたらと浮き彫りになるんですよね。
ファサードは、もっとこうした方が良いのに・・・。
ホームページのこの文言は、もっとこうした方が良いのに・・・。
メニューブックの見せ方は、もっとこうした方が良いのに・・・、など。
そして、この次もポイントです。
お店を出た後、ちょっとした隙間時間に、スマホに「ここはこうした方が良いのにな〜」と思った箇所や、「ここは、すごい!」と思った箇所を忘れないようにメモしてください。多少、酔っていてもです!(笑)
私はいつも、一緒に過ごした人とさよならをした後、帰りの電車の中で箇条書きでメモするようにしています。(このように長年してきました。飲みすぎた日はゴメンなさい・・、翌日に。。)
その後、自分のお店に帰って、自分のお店と重ね合わせて、何か改善アクションや追加アクションができないかを考え、実行するのです。
このようにすることで、新たな視点を自分のお店に導入することができるのです。是非やってみてください!
ポイントは、他のお店を見に行く前に、《何を見るか》を決めて準備しておくということです。
ちなみに、「店舗診断チェックシート」はご存知ですか?
これは、弊社のコンサルタントが初めてのクライアントを訪問する前に、準備するチェックシートです。よろしければ、以下から無料でダウンロードできます。皆様の店舗視察や店舗改善にお役立てください。
http://hanjoukai.xsrv.jp/hanjoukai/tenposhindan-dl/
株式会社飲食店繁盛会
コンサルタント 河上 朗
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