飲食店の集客で一番先に考えなければならないことは、「お店の目の前のお客様にどうやって入ってもらうか」を考えることです。
公的機関などが数年毎に行う「その飲食店をどうやって知ったか?」というアンケートでは、必ず、「お店の前を通りがかって知った」という回答が上位に来ます。
そりゃそうですよね。
例えば、お店の前を1日100人通るとします。そのうち、入店可能性のあるターゲット層が、30人だとします。つまり、月間で見込み客のべ人数が約900人お店の前を通ることになります。
そのうち、たった1%でも来店してくれれば、月に9人のお客様が増えます。1年で108人です。ファサードの使い方で1%を2%にすれば、216人のお客様が増えます。
逆に言うとファサードの使い方がよくないことによって、どれだけのお客様を逃しているか…。
まぁ、同じお客様も通りがかるので、この計算方法が正しいというわけではありませんよ。%も適当ですし。
でも、こうやって計算を単純化して数字をとりあえず出すことって、大切なことですよ。
あなたのお店でも計算してみませんか?
こんな感じで、だいたいの数字を出すだけでも、「すぐファサードを確認しないと!」って気持ちになりますよ。
そして、逃したお客様の数を考えると、きっと怖くなりますよ。
私がファサードを改善したお店で、その日からお客様の数が大きく増えたという飲食店はたくさんあります。
ファサードの改善手法については、長くなるので、今回は書きませんが、商業施設でもファサードの使い方の基本は同じです。
そして、海外でも変わりません。ちゃんと効果がでます。
ちょっと事例を紹介。
例えば、こことか。
海外/商業施設/ファーストフード
→ http://hanjoukai.xsrv.jp/hanjoukai/works_b/00004/
国内の事例も。タペストリ1枚だけでも全く変わってきます。こことか。
国内/町中/居酒屋
→ http://hanjoukai.xsrv.jp/hanjoukai/works_b/0002/
ということで、ちょっと計算してみてください。そして、店長とかスタッフにも教えてあげると意識が少し変わるかもしれません。
笠岡はじめ@飲食店繁盛会
]]>投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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