立地を克服するためには来店する目的を作り込むこと

この記事を読むのに必要な時間： < 1 分最近、SNSが市民権を得たお陰で、「飲食店は、悪立地でも繁盛しやすくなった」と言われるようになりました。

たしかにその通りです。

実際にSNSのお陰で、人通りの少ない立地でも自分の店の存在を知らせやすくなりました。

しかも無料で。

でもですね、いくらSNSで自分の店の存在を知らせても、それでお客様が来てくれると思ったら大間違いです。

なぜなら、お客様は、あなたのお店に行く理由がなければ、あなたのお店を知ったとしてもあなたのお店に行かないからです。

「以前、ポスティングや折込みをしても、ほとんど反応がなかった。」

という経験をしたことありませんか？

この理由は、だいたい、次の２つです。

ひとつは、撒いた枚数が圧倒的に少なかった。

もうひとつは、お客様があなたのお店に行く理由を見いだせなかった。

よく、ポスティングなどのチラシに割引券をつける理由は、

他にあなたのお店に行く強烈な理由が作り出せなかったので、割引によってあなたのお店に行く理由を作った

ということと

効果測定をするためです。

さらに、割引をしたとしても、その割引自体があなたのお店に行く理由になっていなかったら、お客様は、お店に来てくれません。

これがポスティングや折込の失敗のメカニズムです。

立地を克服するために、一番最初にやらなければならないこと。

それは、あなたのお店に来る理由を作り込むことです。

そして、この「あなたのお店に来る理由」をあらゆる方法で見込み客に伝えること。

これが大切です。

あなたのお店はどうですか？

笠岡＠飲食店繁盛会

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投稿者プロフィール

笠岡はじめ飲食店コンサルタント／販売促進士

飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」（販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス）、「売れまくるメニューブックの作り方」（日経BP社）、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」（同文館出版）等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。