今日は、久々に出社。って書くと、なんかサボっているみたいですがテレワーク主体なので。最近は、出社が、週1か週2くらいです。まぁ、飲食店に出向いたり、地方出張とかもあるからなのですが。
会社に行くと、テレワーク用に買ったiPadが来ていました。
やっぱり、Apple製品は、いつもワクワクします。
スタッフの希望者に配ったのですが、これと先に配ったiPhoneを使って社内の情報共有システムを一新したいと思っています。でも、まだまだ時間がかかりそうです。
そして、事務所に新しい暖簾を付けました。
これは、台湾でやっているお店、101の近くの虎記餃子で使っている暖簾です。日本まで送ってもらいました。感謝。
台湾のお店、3月1日にオープンしたのですが、コロナの中で頑張っています。
割合的にオープン月の3月の売上が20だとすると、4月が10、5月が15、6月が20、7月が25という感じで伸びています。
オープン景気が終わって一番低いときから2.5倍、オープン景気と比べても125%アップです。
これは、台湾でコロナが収まったから自然と上がったわけではありません。
台湾は日本ほどコロナが深刻ではないので、日本ほど売上の影響は多くありませんし。
台湾のメンバーが、ちゃんと売上を上げるために、
元々の販促計画+足りない売上を得るための+αの対策
をしているからです。
これって、とても大切なことです。
目標に達成するためにどうするか?
目標まで売上が届きそうにない場合、何をするべきか?
これを話しあって、ちゃんと行動します。
日本でも多くの飲食店を見ていますが、あまりこれができるところはありません。
例えば、8月。
売上も順調に上がっているのですが、到達したい目標もまだまだ先。
(今の売上の1.5倍以上)
それも当然。目標は200店舗。
眼の前の目標に到達しないと、全国的な多店舗展開はできない。
だから、みんな、その目標に向かって頑張っています。
先日の定例のミーティングで、8月の高い目標を達成するのは、このままでは難しいという結論になりました。
予定していた販促が、いろいろあって9月にずれ込むことになったなど、予期せぬ出来事もあったのですが。。
そこで、いくつか対策を話し合ったのですが、例えば、そのうちの1つが、うちわ配りを倍増させる。
今まで、1日150枚目標で配っていたのを、助っ人を呼ぶなどして、300枚に倍増させる。
先月から「うちわ兼ちらし」を早起きして通勤時に地下鉄の階段から出たところで、週末は、近くのスーパー周辺で、地元の人に知ってもらうために配っていました。
当然ですが、1人、30分で何枚配れるかを計測して、人員を投入しています。
台湾のお店の場合、普通のチラシは、30分で100枚程度配れます。
そして、夏、台湾は暑いので、うちわにすると、30分以内で130枚配れることがわかっています。だいたい、ちらしに比べて、1.3倍〜1.5倍、効率が良くなります。
そんな数字もみんなで共有して、人の流れを考えて、配布ポジションを決めて、コツコツと頑張っています。(ちなみにこの写真とともに報告があったのは、13分で90個。同時に違う場所のメンバーからは、21分で110個。)
うちわを配ると、売上が3%〜5%くらい上がる結果がでています。
なので、単純に倍配れば10%上がるのではないか?という仮説です。
だから、150枚/日を300枚/日にしよう!と。
チラシを配る枚数もちゃんと記録しているということも、根拠を持って作戦を立てられる要因です。ちなみに、(うちわ)ちらしが売上を押し上げることを測定している根拠は、アンケートの何を見て来店したかの数値です。
他にも手を売っていますが、こんな感じで、売上を取りに行くという姿勢は、万国共通で重要です。
手を打つことは、もちろん大切ですが、自分たちで売上を作るという気持ちがもっと大切です。
あなたのお店はどうですか?
チラシが配れる枚数記録していますか?
笠岡@飲食店繁盛会
]]>投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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