こんにちは。河上です。
先日、とある個人飲食店のコンサルティングを実施しました。
クライアントは女性の方で、最初にお会いしたのは3年ほど前でした。コンサルティングは初めて依頼されたとのことでした。
当時から、「どんなことをしてくれるのでしょうか?」「私は次は何をすればよいでしょうか?」という「受け身」「他力」の姿勢でした。
これまで、様々な課題解決の提案を行いましたが、「はい、頑張ります。」と毎回言いつつも、なかなか行動に移して頂けませんでした。
行動の進捗をお伺いすると、「忙しくてそれどころではないんです・・・。」「やろう、やろうとは思っているのですが、中々・・・。」といつもこのような回答でした。
そんなこんなで、これまでに半年に1度程度のペースで、ご依頼を頂いてきました。
しかし、今回はいつもと様子が違いました。
コンサルティングの実施日より半月ほど前から、具体的な課題や準備に対する質問を、事前にメールで送って来られました。
「〜〜を学びたいと思っているんです。」「〜〜について教えて欲しいんです。」「どんな資料をお持ちすれば良いですか?」といった具合です。
明らかに、これまでとは違う「攻め」「自力」の姿勢です。
私は、「どうして今回は、積極的に事前にご連絡をくださったのですか?」と直球をぶつけてみました。
「実は、代表者である父親がこの春で引退することになり、私が事業を承継することになったんです。」とのことでした。代表交代を目の前に控え、「危機感」を強く感じられたのだと思います。
今回、彼女はこれまでの何倍もの情報を吸収し、何倍もの行動プランを持って帰りました。
このように、「危機感」を持った人はとても強いですよね。
大きな課題が目の前に立ちふさがっているので、普段以上に積極的に行動して、困難な状況でもなんとか乗り越えることができます。
皆さんも、「危機感」に迫られて、行動につながることはあると思います。(私もよくあります・・笑)
しかし本来、経営者は「危機感」を感じない状況に対して、不安を覚えなければならないと思うのです。
未来の課題をできる限り早く予測して、「危機感」を感じ、早め早めに行動に移していただきたいのです。
そして、クライアント側も、コンサルタントから最大限に情報を引き出し、費用対効果を高めるためにも、彼女のように事前の「下準備」が必要だと私は思います。
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私たちは、皆さんと共に課題を乗り越えるためにある、コンサルティング会社です。皆さんの、課題解決における行動をサポートさせて頂きます。
弊社のホームページをご覧いただき、もしよろしければ、以下の問い合わせフォームから、資料請求だけでもご連絡ください。
株式会社飲食店繁盛会
コンサルタント 河上 朗
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