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朝イチでマスクを買うための行列ができる薬局(台北)

今の新型肺炎。日本で感染が広がろうと収束しようと、どちらにしても、飲食店は、なめてはいけないと感じています。

特に宴会の売上比率が高い飲食店は、要注意です。

昨日まで、台湾に出張に行って感じたのですが、笠岡のクライアントのお店は、ここ最近売上が20%〜25%減っています。特にパーティー(宴会)など人数が多いグループが減っています。

台湾は、中国との関係が、いろんな意味で近いので、笠岡の感覚ですが、中国のことに関しては、日本より敏感で早く反応する傾向にあると思っています。

実際、新型肺炎の対策は、日本よりしっかりしていて、日本の人口の1/5くらいなのに、感染者は日本より少ないのです。

日本も、新型肺炎について、だいぶ騒がれていますが、印象としては、そこまで大幅に落ちている感じはしません。

このまま感染者の拡大傾向が続けば、日本も大人数の警戒感が強まって、ちょうど春の宴会シーズンの大幅な売上ダウンが予想されます。

(インバウンド需要のお店は、すでにワタミさんのように打撃を受けていることでしょう。)

そのために、今からよく考えないといけません。

  • まずは、宴会対策は早めに行うこと。そして、宴会の絶対数が減っても選ばれる店になること。営業も早めに。
  • 直前のキャンセル対策をしっかり行うこと。感染状況次第で大型宴会もドタキャンがあり得ます。
  • 少人数に好まれる宴会コースも作ること。大型宴会が減る可能性があるので。
  • 感染対策をして、それを告知したほうがいいかもしれません。個室も感染対策として使えるかも。
  • フリーのお客様、少人数宴会、大型宴会と、どう席を回していくか、いつも以上に話し合いをしたほうがいいかもしれません。

などなど、できることはありますので、とにかく早めに早めに。

ちょっと台湾でいろいろ見てきて、心配になったので、ここに書いておきました。

笠岡@飲食店繁盛会

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投稿者プロフィール

笠岡はじめ
笠岡はじめ飲食店コンサルタント/販売促進士
飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。

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