こんにちは。コンサルタントの河上です。
見込客のお客様が、お店を探し、お店を決める上で、必ず通る思考があります。
それは「良さそう」です。
例えば、SNS上で誰かの投稿を見て「良さそう」、友人からの口コミで「良さそう」、ホームページやグルメサイトで見て「良さそう」、という具合です。
これらの思考が重なって、「予約しよう」「行ってみよう」となります。
そして次です。
行ったお店で、料理や接客、雰囲気において、価値を感じれば「良い」となります。
さらに、
お店を出た後で、自分の期待値を上回っていれば「良かった」や「また行きたい」、「誰かに紹介したい」となります。
いずれにしても、来店前の「良さそう」、来店時の「良い」、退店後の「良かった」といったお客様の思考が重なって、リピート、口コミに繋がっていきます。
では、これらの思考を生み出すためにはどうすれば良いか。
以下のアクションが、まず必要とされることの一つです。
お店の【現状】を把握し、【課題】【問題点】を挙げ、一つ一つ【改善】していく。
お店における【改善】すべき点とは、お客様が「残念」「ガッカリ」と思ってしまうような箇所です。
もしくは、第三者目線で見て、「もっとこうすれば売上・利益や顧客満足度、従業員満足度が上がるのに」「もったいない」と思うような箇所です。
挙げれば無数にありますが、例えば以下のような点です。
「残念」「ガッカリ」の例
- 料理の盛り付けが雑だった。メニューの写真とイメージが違った。
- メニューブックが劣化していた。
- 料理提供後の中間サービスがほとんどなかった、など。
「もったいない」の例
- 外観が「何屋さん」かが分かりにくい。
- メニューブックの「ウリ商品」の訴求の仕方がイマイチ。
- ホームページ上でお店の価値やコンセプトが伝わっていない、など。
このような課題がお店にあると、見込客の集客に苦戦し、来店して下さったお客様も離れてしまいます。
今回は、課題の洗い出し役立つ便利なツールをご提案します。
現在、飲食店繁盛会が無料で公開している「店舗診断チェックシート」です。
このシートは、以下のURLからダウンロードして頂き、ご自身でコンサル目線、お客様目線でお店の現状をチェックすることができます。
http://hanjoukai.xsrv.jp/hanjoukai/tenposhindan_dl/
ダウンロード後、以下のチェックシートを使って、店舗の現状を把握してみましょう。
「店舗診断チェックシート」とは?
普段、コンサルタントが「現場」をチェックする時に使っているシートです。
使い方は簡単です。それぞれのチェック項目を「良い」「やや良い」「普通」「やや劣る」「劣る」と5段階評価でチェックして頂くだけです。
- ファサードチェックシート
- 店内環境チェックシート
- 商品チェックシート
- 販促物チェックシート
- メニューブックチェックシート
- サービス・人員チェックシート
このシートを使って皆さんのお店における課題を洗い出し、改善に役立ててください。
課題には、「気づいている課題」と「気づけていない課題」があります。このシートを活用すれば、その両方の課題を把握することができます。
チェック項目の評価において、「やや劣る」や「劣る」があった場合、それらが改善すべき箇所です。
それらを「普通」「やや良い」「良い」にしていくための施策を立て、優先順位をつけて実行してください。
この行動を継続していくことで、お客様の「良さそう」-「良い」-「良かった」の思考を少しずつ増やしていくことができます。
このツールが皆さんのお店の繁盛に繋がることを祈っています。
株式会社飲食店繁盛会
コンサルタント 河上 朗
投稿者プロフィール
最新の投稿
- お知らせ2023年12月26日年末年始休業のお知らせ
- 会員限定ニュースレター_wav2023年12月22日保護中: 販促会議202401「2024年の販促計画を立てよう」
- 会員限定ニュースレター_txt2023年12月21日保護中: 2024年の販促計画を立てよう
- お知らせ2023年11月2日【飲食店の取説】11/8に商品開発のオンラインセミナーやります!無料です!(231102-飲食店繁盛会-)
私たちがあなたのお店にお役に立てることは
ございませんでしょうか?
もし、何かありそうでしたら、
お気軽にお話を聞かせてください。
無料相談の詳細・お申し込みはこちら
お問い合わせ
ご依頼及び業務内容へのご質問など
お気軽にお問い合わせください