この記事を読むのに必要な時間: < 1 笠岡@飲食店繁盛会です。

東京では、今日1日の感染者数が360人を超え、全国の新規陽性患者数も800人近くになってきました。データを見ると相変わらず重傷者は5人前後。死亡者は1人いるかいないかを推移。そんな感じです。

1ヶ月前の6/23の陽性患者数が53人。今日7/23が792人。1ヶ月で15倍。

同じく、1ヶ月前の6/23のPCR検査人数が3,722人。今日7/23が16,357人。1ヶ月で4.39倍。

明らかに検査数の伸びよりも、陽性患者数の伸びが増えています。

(データ:https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

重症患者はずっと5人前後なので、無症状か軽い症状がほとんどであることは間違いありません。SNSとかでいろんな方が言っていますが、今のところ、あまり健康への影響は小さいと読み取れます。

でも、ここまで増えると、飲食店の売上に影響が目に見えて出てきました。

このまま行くと、9月〜10月頃に緊急事態宣言かそれに近い外出自粛が起こるリスクが高くなってきました。

もちろん、そうならないことを祈ります。

でも、第二波が冬に来るというみんなが思っていることが実現しそうな勢いです。

だから、先日もここで似たようなことをいいましたが、もう一度伝えたいと思います。

今のうちに飲食店は沢山の武器を持ってください。

特に外出自粛が断続的、もしくは長期(1〜3ヶ月)起きたときの防衛策です。

これからは、都道府県や政府は、そこまで金銭的支援ができない可能性が高いです。

まぁ、どちらにしても、今までの保証では、同じことをしていたら倒産は時間の問題です。

これは、飲食店だけではなく、ほぼ全業種に当てはまること。

また、経営は、すべて経営者の自己責任です。

経営は経営者であるあなたから始まります。

政府の支援をアテにできませんから。

今は、経営者が自ら旗を降るときです。

できれば、スタッフには、既存の事業をしっかりやってもらって、経営者は、新しい武器をたくさんそろえ、いつでも使えるように磨いておきべきです。

しかも、1つの武器じゃ足りません。毎週毎週状況が変わっていく、そして、どっちに転ぶかわからない今、複数の武器を持たないとダメです。

だから、笠岡のクライアントには、成功しそうかどうかではなく、とにかく武器を持つために動く、そして、その武器を形にする、そして、いつでも使えるようにしておくことが重要と伝え、武器づくりに励んでいます。そして、その取り組み自体が会社を強くします。

もちろん、お店のアフターコロナ対応のブラッシュアップも同時並行で。

いいですか?

今、本当に生き残るためにしなくてはいけないことを、できるだけ早く数多くしなければ、「場」の商売である、お客様が来ないと売上が立たない飲食店は、本当に潰れてしまいます。

しかも、最悪の状態を考えると、あと2ヶ月くらい。このまま感染者数が伸びると、メディアが悪かろうが政府が悪かろうが、9月が10月に外出自粛的な状況になる可能性があります。

その前に、少しでも売上を立てるための武器を形にしなければならないので、今すぐ取り組む必要がありますよ。

最低限、

  1. Facebookなどでお客様に告知ができるように友達(顧客リスト)を増やしておく
  2. テイクアウトの商品開発をする、ブラッシュアップをする、ラインナップを増やす
  3. 宅配ができるように体制(UberEats等のサービス登録や近隣のタクシー会社等との連携など)をする
  4. 通販用の商品を開発する、カタチにする。もちろん、制菌検査や賞味期限検査も。
  5. 通販サイトを構築する。BASEでもいいです。許可書も取っておきましょう。もちろん、通販サイトはすぐにできるので、商品を1つでいいのでカタチにすることが重要。
  6. ゴーストレストランという切り口のテイクアウト・宅配、つまり、別ブランドのネット上の店舗を開業する。この依頼、とても多いです。複数で今、オープンに向けて業態を開発しています。
  7. 固定費を下げる。本気で下げる。

と、この中の1〜5くらいまでは、マルチタスクで動きたいです。

ただ、もし、これが初めて行うことでしたら、社長がリーダーにならないとダメだと思います。スタッフも社長も未経験。でも社長がリーダーになれば、ちゃんとしたものができます。

そして、社長が先頭に立って、スタッフを巻き込んで行くこと、そして、スタッフにも未来をつくることを見せること、加担してもらうことが、スタッフの不安を取り除くこと、そして、スタッフの実力を飛躍させることでもあります。

時間があるときなら、スタッフにまかせてもいいでしょう。

でも、今は、時間が無いと思ったほうがいい。

なので、社長のあなたが先頭にたって、マルチタスクで、多くの武器を持つ。

生き残るために必要な優先度の高いことだけをする。

それ以外のことは、他の人に任せる、もしくは、多少遅れてもいい。

そのくらいの気持ちを持ったほうが良さそうです。

笠岡@飲食店繁盛会

*必要がありましたら、飲食店繁盛会に問い合わせをしてください。お話を聞いてから飲食店繁盛会でどんなお手伝いができるか話したいと思います。

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投稿者プロフィール

笠岡はじめ
笠岡はじめ飲食店コンサルタント/販売促進士
飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。

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