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「ヤラれました。雇用調整助成金。支払いまで2ヶ月以上の見込み、助成率が90%適用でも助成してくれる額は額面の50%くらい。ジャロに訴えたい…」

が、シェア、リツイートにより、1日で、

53,890アクセス

がありました。日産スタジアムが満員御礼レベルです。

はてなブログでもトップページに掲載され、バズりました。同時アクセスで500オーバーも。

ありがとうございます。

一番伝えたかったのは、2ヶ月以上かかるというところです。

ただ、

「助成率が90%適用でも助成してくれる額は額面の50%くらい。」

というところは、間違っている可能性があることが分かりました。

助成金が休業補償の最低割合60%に対する助成なのか、会社で休業補償を100%にすれば、100%に対しての助成(上限が8,330円/日)なのか、窓口の担当者によって回答が異なるようです。

これは、もう一度、私の方で確認してみます。

今、多くの飲食店が休業に入りました。

少なからず、キャッシュアウトが一番少ない営業形態を考えた上で、この雇用調整助成金(特例措置)を資金計画に入れて休業に踏み切ったと思います。

すでに融資を受けたたところでも、多くの飲食店は、この状態が続けば2〜3ヶ月が精一杯かと思います。

そうすると、この雇用調整助成金が最短で2ヶ月、それ以上かかるとなると、資金計画に狂いが生じ、飲食経営者もスタッフも想定外の不幸になると思ったのです。

スタッフを守るために休業したのに、助成金のお金がいつになっても入らなくて、想定外にスタッフを解雇しなければない・・というような。

もし、2ヶ月以上かかることがわかれば、逆にスタッフを早めに解雇して失業保険に申し込んでもらうなど、ちゃんと意思を持った判断もできます。(もちろん、経営者として、心苦しい、辛いことですが・・・)

なので、2ヶ月以上かかることを想定した上で、資金計画を立てて、休業していただきたい。その場合、スタッフの給与はどうするのかも、再度考えてほしい。

そんな想いがありました。

雇用調整助成金が、本当につらい飲食店や中小零細企業にとって、救世主のような助成金のように思えましたが、今のままでは使えない、もらえる前に倒れてしまう可能性が高い、ということが伝わったと思います。

今、経営者にとって、資金計画の計算ミスは、大変な痛手を被ります。

そんなことがないよう、再度、資金計画を立てるきっかけになれば思います。

そして、政府、厚生労働省に、明確な情報と素早い対応を働きかけたかったのですが、多くの人に伝わったので、徐々に政府にも伝わることと信じています。

笠岡@飲食店繁盛会

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投稿者プロフィール

笠岡はじめ
笠岡はじめ飲食店コンサルタント/販売促進士
飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。

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