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飲食店オーナー・店長の皆さま、
新型コロナウイルスが猛威を振るう中で、色々と気を揉まれていることと思います。

こんな時だからこそ、ぜひ貴店の「手洗い」を見直して頂きたいのです。

そんなのもう充分やっているよ、という声が多数だとは思いますが、それでも今一度見直して頂きたいのです。

手洗いは以下の通り、ウイルスの除去において絶大な効果を発揮します。

例えば、ハンドソープで10秒後、流水で15秒すすぎをした場合、ウイルスの残存率は手洗いをしなかった場合の0.01%まで下げられるそうです。(参考:感染症学雑誌、80:496-500,2006)

そして、「手洗いの方法」については、自己流ではなく、「最大限にウイルスを除去できる方法」で行って頂きたいのです。

厚生労働省が、ホームページ上で手洗いの方法を紹介していますので、以下よろしければご参照ください。
印刷して、手洗器の近くに貼っておいても良いですよね。

「できていますか?衛生的な手洗い」
https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000515911.pdf
(出典:厚生労働省ホームページ内 公益社団法人日本食品衛生協会)

また、「手洗いのタイミング」(手をいつ洗うべきか?)も重要です。貴店としてのルールを決めましょう。

  • 出勤時
  • トイレの後
  • 調理場に入る前
  • 納品作業を終えた後
  • 生肉や生魚などを扱った後
  • 加熱工程のない食品に触れる前
  • 金銭や、パソコン等の共有部分を触った後
  • 清掃を行った後
  • 退勤時や帰宅後、等々

食品を扱うキッチンスタッフだけではなく、サービススタッフも管理職スタッフもこまめに手洗いをお願いします。

手洗いの励行はコロナ対策のためだけではありません。食中毒等の発生防止のためにも必須です。

「手洗いの頻度」(〜時と〜時、〜時間おき、など)を設定している店舗も多いです。1時間おきの手洗いチェック表を作成・活用しているお店もあります。

他にも、手洗いリーダーを持ち回りで決めて、リーダーから時間のたびに全スタッフへアナウンスをしているお店もあります。

私が在職していたことのあるホテルのレストランでは、手洗いの時間がくると回転灯(パトランプ)が光ってアナウンスを行う仕組みを導入していました。(すごいですよね・・)

手洗い後は、手を乾燥させ、アルコール消毒液を揉み込むことで、手洗いで落としきれなかったウイルスや菌のさらなる除去に効果的です。(しかし、こちらは入手困難な時期でもありますが。。)

ぜひ、貴店の「手洗い」を見直してみてください。(うがいも忘れずに!)

株式会社飲食店繁盛会
コンサルタント 河上 朗

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