3,000円、4,000円、5,000円といった宴会コースがあったとします。
よくありますよね。松竹梅の値付け。
いろんな飲食店に、松竹梅の3つの宴会コースの注文比率を聞いてみると、「3,000円のコースが一番、次が4,000円で、5,000円はほとんど出ません。」という回答を一番多く聞きます。
日本人は、松竹梅の値付けなら、真ん中を選びやすいと言われていましたが、ここ数年の傾向を見てみると、真ん中でなく、一番安いものを選ぶようになったと感じているのですが、これは私だけでしょうか?
さて、
「宴会の客単価を上げたい。高いコースの予約を増やしたい。」という相談をちょくちょく受けるのですが、私がよく使う単純な方法を紹介します。
その方法とは、この場合だと、4,000円のコースの数を増やすことです。
例えば、3000円のコースが1つ。4000円のコースが3つ、5000円のコースが1つになれば、単純に、4000円のコースが選ばれる確率が増えます。
もちろん、各4000円のコースを魅力的な内容にする必要があります。
ここで、宴会チラシの事例を紹介しますね。
ここは3000円×3つ、4000×1つ。そして飲み放題付き女性限定コースが1つ。3000円のコースを増やす設計です。
→ http://hanjoukai.xsrv.jp/hanjoukai/case-design/d0012/
あとこちらも。今日の趣旨とはちょっと違う設計ですが、下の方に宴会チラシあります。
→ http://hanjoukai.xsrv.jp/hanjoukai/works_b/00006/
ということで、とても単純な事ですが、多くのお店で実施して、結構な確率で客単価が上がるので、ぜひやってみてください。
笠岡@飲食店繁盛会
]]>投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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