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こんにちは。コンサルタントの河上です。

本日は、人件費管理における、「人時売上高」という大事な指標について、少し触れてみたいと思います。

「人時(にんじ)売上高」とは、1人のスタッフが一定期間当たりにどれくらいの売上を上げているかという指標です。(一定期間とは、月間や年間等、分析したい期間です。)以下の式によって求められます。総労働時間には、パート・アルバイトや店長まで、お店に所属する全ての労働者の労働時間を含んで計算します。

人時売上高(円) = 一定期間の売上高 ÷ 同じ一定期間の総労働時間

例えば、ある1ヶ月の売上が300万円で、総労働時間が700時間だった場合、人時売上高は300万÷700時間=4,285円です。もし、このお店の人時売上高の目標値が5,000円だった場合、「この不足を埋めるためには・・・?」「目標値を越えるためには・・・?」という思考をしていきます。

※業種・業態等にもよりますが、飲食店繁盛会では人時売上高の目標値を、5,000円で設定することが多いです。

この目標値を達成するためには、以下の施策が必要です。

  • 売上高を上げるための施策
  • 総労働時間を減らすための施策
  • 生産性を上げるための施策、等

いずれの施策を取るにしても、当然ですが、お客様や従業員に負担をかけない配慮が重要です。

飲食店繁盛会では、こういった「人時売上高」のような具体的な数値を指標にして、売上予算や人件費予算を設定し、その達成に向けた施策の立案、実行、継続のお手伝いをしております。


株式会社飲食店繁盛会 
コンサルタント 河上 朗

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