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Photo by Jacoby Clarke on Pexels.com

笠岡はじめ@飲食店販促コンサルタントです。

全国に緊急事態宣言とさらなる時短要請が広がる中、首都圏の中小個人飲食店のような補償がない地方都市の飲食店は相当厳しい状況です。

なぜなら、緊急事態宣言や時短要請がないのにも関わらず、企業が自主規制、自主時短、実質、外食禁止令を出しているからです。

飲食店にはガイドラインがあり、そのガイドラインをほぼすべての飲食店が守っています。

行政が緊急事態宣言や時短要請をするなら、多少補償も出ますし、仕方ないと諦めが付くかもしれませんが、行政が緊急事態宣言や時短要請の必要がないと判断している地域で企業がスタッフに外食を自粛(実質禁止)させるなら、飲食店でテイクアウトや宅配をするように手当や飲食店でのテイクアウトを推奨をして欲しいと真剣に思います。

さて、このような状況なので、毎日、テイクアウトや宅配を始めるためのコンサルティングやテイクアウトや宅配メニューのブラッシュアップについてのアドバイスが求められます。

そんな時に飲食店経営者にお伝えしているテイクアウトメニューの構築やブラッシュアップをするポイントを手短に話します。

イートインとテイクアウトのお客様は同じではありません。

したがって、テイクアウトのメニューは、イートインと同じではなく、テイクアウトのお客様に合ったメニュー構成にするのが正解です。

テイクアウトのメニュー構成は次の3つの視点で考えましょう。まずは、自分の店のテイクアウトのお客様はどんなお客様か?を想像した上で、

1.何人で食べるか?(ターゲット)

 →1人、2人、家族全員(3〜4人、4〜5人)

2.どんなシチュエーションで食べるか?(利用動機)

 →ぱっと済ませたい食事?1人分を自炊すると高くなる?夫婦で食べる?家族全員で食べる?奥様が楽するため?

3.その利用動機における人数分のテイクアウトの食事に対していくら払えるのか?(予算)

 →飲食店経営者は主婦の気持ちをわかるのは難しいので奥様やパートさんに聞きましょう。

この3つの視点で考えると自ずとどのくらいの価格でどのくらいのポーションで売ればよいかが見えてきます。決して、新商品を開発してくださいと言っている訳ではありません。あなたのお店のテイクアウトのお客様に合わせて、今ある商品で組み合わせやポーションを考えてみてください。

笠岡はじめ@販売促進士
一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会
株式会社飲食店繁盛会

▼笠岡は顧問契約をすることをやめました。今後は下記でサポートします。

◎飲食店のための『10Xバーチャル本部』
http://hanjoukai.xsrv.jp/hanjoukai/10xhonbu/

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投稿者プロフィール

笠岡はじめ
笠岡はじめ飲食店コンサルタント/販売促進士
飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。

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