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とある個人店のクライアント。

初回のコンサルティングをしてわかった課題が、売上アップをしながら、原価率を下げる必要があることが浮き彫りに。

絶対的な客数をもっと増やす必要もあるのですが、今のウリの商品の原価率が異様に高く、そのウリの商品に当然、注文は集中します。

ただ、そのウリの商品は、普通の盛り合わせ。原価率が高い割にお客様がそれ目当てで来店する商品ではなく、たまたまお店に入ったお客様がラッキーな商品。他の商品で全体の原価のバランスも取れていない。

だから、「その商品目当てに磁石のようにお客様を引きつける魅力的な看板商品」を作ろうといろいろと考えてアドバイスをして方向性を決めたんですよ。そのお店ならではのストーリーがつながるようなものを。

で、だいぶ商品開発が出来てきたということで、見せてもらったんです。まだ、写真では載せられませんが、前に比べたら格段と良くなっている。

でも、まだ足りない。もちろん、量や種類、価格の調整なども必要でしたが、その商品のコンセプトがもう一息。

ここは、そのお店にとって、かなり大切なところなので再検討の宿題を。さらに、ドリンクの主役の商品と〆の主役の商品も見せてもらったのですが、ある程度の方向性を決めた上で、再度ブラッシュアップの宿題。

このあたりは、やる前にできないという返事は受け付けません。まぁ、できる理由を考えて、がんばってやってみて、どうしてもクリアできないものがあるなら考えます。

そのオーナーもとても考えています。僕は、他にも平日の夜対策の宿題を出していたので、昨日も朝の4時まで頑張ってやっていました。今日から平日対策の商品第二弾はテストマーケティングとのこと。あ、ちなみに、この今日からテストマーケティングの平日対策の商品第二弾は、見た感じ結構イケそうです。魅力的。あとは認知の問題か。

私も多くの飲食店を見ていますが、本当にみんな真剣に考えて切磋琢磨しているだけでなく、お客様も多くの飲食店を見ていて、ある意味、飲食店のオーナーよりもお客様の方が飲食店を知っているくらいなんです。

だから、考えて試して形になっても、そのさらに一歩先に突き抜けられるかどうかが大切なんですよ。

ということで、みなさん、大変だけど、頑張って一歩その先をめざしましょう!


株式会社飲食店繁盛会 
代表取締役 笠岡はじめ


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