この記事を読むのに必要な時間: < 1 今、IT導入補助金を利用して飲食店の新事業としてのゴーストレストラン事業構築を数多くしています。

ちなみに、ゴーストレストランの定義とは、「実際のイートインの店舗を持たず、シェアキッチンなどを使って料理を作って販売する宅配専門店」です。ニューヨークが発祥と言われています。

新規開業の場合は、キッチンを借りるだけでよく、さらに、そのキッチンはシェアができるので、開業資金が安いので、最近話題になっています。

ただ、笠岡が今構築しているゴーストレストランの定義は、本来のゴーストレストランとは違い「コロナの影響で戻らない店内売上を既存飲食店の厨房を使って料理を作る、既存飲食店とは別ブランドの宅配・お持帰り専門業態」です。

ですので、「ゴーストレストランだけで、バカ売れする!」というよりも、「70%しか戻らない店内売上をゴーストレストランで少しでも埋めていく。

そして、成功すれば、売上倍増もあり得る。」という考えで、賛同していただいた飲食店と一緒に業態構築しています。

ちなみに、笠岡がゴーストレストランを薦める理由は3つあります。

1つめは、「ブランディングにお金がかからない」こと。

これからどの飲食店も店外売上獲得のために、持帰り・宅配を始めることでしょう。そうしたら、当然、持帰り・宅配市場は、レッドオーシャンになります。

例えば、あなたのお店が中華料理店だとします。そこで、麻婆豆腐をUberEatsなどで売ったとします。最初は売れていました。

しかし、地域の一番店が、同じく麻婆豆腐を売り始めました。そうすると、当然、お客様は、地域の一番店の麻婆豆腐を選ぶようになるでしょう。

さらに、新進の麻婆豆腐専門店が同じ地域に参入してきました。そうすると、さらに自分のお店の麻婆豆腐は売れなくなります。

そこで、あなたは考えます。

「どうしたら麻婆豆腐が売れるようになるのか?」

「麻婆豆腐の商品をブラッシュアップしよう。」

また、

「お店を麻婆豆腐が看板商品のお店にブラッシュアップして専門性を出そう。」

「お店のイメージをよくしよう。ブランド力を上げないと…」

このように考えることは、お店が進化して、繁盛店になる過程ですので、決して悪いことではありません。

しかし、ブランド力アップのために内外装を綺麗にしたら…ロゴを新しくしたら…すべての販促物を新しくして…お皿もおしゃれなものにして…

つまり、お店の改善、ブランド力アップには、お金がかかります。

一方、ゴーストレストランは、あくまでもバーチャル。

もしブランド力をアップするために改善するとしても、修正するものは、基本的にホームページと紙の販促ツールくらいです。

つまり、一生懸命、頭を使えば、圧倒的にお金をかけずに勝負できます。

(長くなったので、続く

笠岡@飲食店繁盛会

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投稿者プロフィール

笠岡はじめ
笠岡はじめ飲食店コンサルタント/販売促進士
飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。

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