実際にファサードを改善したらその日からお客様が20%増えたという事例はよくあります。
今、アフターコロナ対応の飲食店のブラッシュアップを全国で行っていますが、業態をリニューアル、もしくは、ブラッシュアップすると同時に、ファサードもあるべき姿に改善することが多いです。
ファサードといえば、看板が真っ先に思い浮かびますが、看板を変えるのは結構お金がかかる。
なので、その前に手をつけるのがタペストリやLED看板などで対応することが多いです。
ということで、今日は、効果的なタペストリを作るために注意するポイントを紹介します。
まず、タペストリを作るときに考えることは、通りすがりのお客様が、どのくらい遠くからタペストリを見るのか?を考えます。
車から見るのか、自転車から見るのか、歩きながら見るのか、タペストリの前で立ち止まって見るのか、反対側の歩道から見るのか・・などです。
それによって、写真や文字の大きさ、そして情報量を変えます。
次に考える事はタペストリの目的です。
タペストリの目的は、大きく分けて3つあります。
1つめは、業態認知。
つまり、何屋さんかを知らせることです。
本来は、袖看板などで業態認知をさせるべきですが、お金がかかるので、まずはタペストリで代用することが多いです。
2つめは、最後のひと押し。
お客様が、何がいくらで食べられるか?店内はどんな様子か?などを伝えて、来店障壁を下げる役割をさせるためです。
お客様が、お店の前に立ち止まって、タペストリをちゃんと見るという想定なので、情報量はある程度詰め込みます。
3つめは、1メッセージを伝えること
ブランディングとして、賞をとったとか、老舗であるとか、こだわり情報とか、土用丑の日!、などです。
もちろん、この3つの目的を同時に果たす作りにすることもあるし、お客様が見る距離も、大きい文字と大きい写真は、歩きながら見えるもの、小さい文字は、タペストリの前で立ち止まって見るものなどを考えながら、ハイブリッド型を作っていきます。
笠岡@飲食店繁盛会
]]>投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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