今回は日本政策金融公庫の融資枠の全体像の説明です。
日本政策金融公庫の場合
こちらも結論から言うと、平常時は、Dの一般貸付のみですが、今は、Dに加えて、飲食の場合、Eの生活衛生新型コロナウィルス感染症特別貸付、Fの衛生環境激変対策特別貸付の3つの枠から借り入れできます。
(*貴方の会社がEとFに適応していなければ、中小企業と同じ枠の「新型コロナ感染症特別貸付」「新型コロナウィルス感染症マル経融資」「危機対応融資」辺りになります。融資枠の名前が変わるだけで枠組にの考え方は同じです。)
融資金額の考え方は民間と同じ、最初の融資は月商の2ヶ月くらいを基準に、あとの2つは、金融機関の判断でいくらになるかという感じです。
日本政策金融公庫については、最近、渋谷支店でコロナ感染者が出たりして、ネットや郵送からの受付が可能になりました。窓口には行かなくてOKです。
まずは、下記サイトから、必要書類をダウンロードしてそろえ、ネットや郵送で申し込んでみてください。
日本政策金融公庫 → https://www.jfc.go.jp/
書類の書き方や申込み方がわからない場合は、専用ダイヤル(0120-154-505)も用意されていますので、ご相談ください。申請して融資まで20日くらいという話も聞いています。
「もう、全部読まないといけないのかよ!そんな時間ないし!」という方。
このホームページの中で、とりあえずここだけ読んだほうがいいところは、
下記の「2.生活衛生関係の事業を営む皆さまへ【国民生活事業】」です。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/covid_19.html
あとは、根気よく電話して聞くかですね。
▼結論
通常であれば、AとDしか借りれないのですが、今は、状況に応じて、A+B+C+D+E+F全てが借りることができます。また、A〜Fの中で借りやすい、利率など条件のよいものを選ぶ形になります。
この大枠を知った上で、追加融資について検討して、金融機関に相談してみてください。
あ、当たり前ですが、借りたら返さなければならないことをお忘れなく。
ということで、頑張りましょう!経営者の皆さん!
笠岡@飲食店繁盛会
]]>投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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