この記事を読むのに必要な時間: < 1 笠岡@飲食店繁盛会です。

昨日のブログで、「緊急事態宣言は延長する可能性が高い。少なくても、延長を想定をしておくことが必要」という話を、ちょっとだけしました。

僕の推測では、緊急事態宣言は感染者数の減少するまで、つまり、5月末〜6月初旬くらいまで延長。その後、コロナが収束して、飲食店にお客様が戻ってくるけど、また…

http://hanjoukai.xsrv.jp/hanjoukai041801-2/

ということは、今、緊急事態宣言が延長されることを想定して追加融資を受けるか否か考える時期だと思うんです。

てことで、飲食店のコロナ対策融資の全体像をざっくりまとめたので、これから解説していきます。

経産省からも資金繰り支援内容一覧表という形でわかりやすいものがでているのですが、

https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/shikinguri_list.pdf

飲食以外にも対応しているので、これでも情報が多くわかりにくい。

まずは、全体を知ってから詳細を調べたほうがわかりやすくなるので、とにかく全体の融資の枠組みを飲食店に必要な情報だけに絞ってまとめたのがこちら。

*図の中のページ表記は、経産省からの下記パンフレットのページに対応しています。詳細はこのパンフレットをご覧の上、窓口に問い合わせてください。
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf

では、説明します。逆にわかりにくかったら許してください。

民間金融機関(信金や銀行等)

結論から言うと、平常時の場合、民間金融機関からは、Aの一般保証枠の借入しかできないのですが、今は、Aだけでなく、Bのセーフティネット保証枠の融資とCの危機関連保証貸付の枠の融資から3つ同時に借りられます。

おおまかなイメージでいうと、A、もしくは最初の1つめの融資は月商の2ヶ月分くらい。BとCは、金融機関の判断といったところでしょうか。

つまり、平常時ですとAの融資枠にて月商の2ヶ月分くらいしか貸してくれないところをABC3つの枠から2ヶ月分以上、うまくいったら6ヶ月分とか、借りることが出来るということです。

ただし、一般的に、一度に複数の申請はできませんので、一つの融資がおりたら、次を申請するという形になると思います。

あなたが、Aの枠で限度額借りていても、BとCの枠からまだ借りられるということです。

とりあえずセーフティネットは取っておこう

ほとんどの飲食店は、売上が20%落ちていると思います。20%落ちていなくても99%の飲食店は、売上が5%以上落ちているでしょう。

その場合は、セーフティネットを申請しておきましょう。そうすると、先程説明したBの枠を必要な時にスムーズに申請できます。

セーフティネットの取り方は、市町区村によって、多少異なるので詳細は、役所に問い合わせてほしいのですが、例えば、渋谷区の場合、

  • 渋谷区役所の15階にセーフティーネット申請の特設会場が設置されています。予約はできません。
  • 区のホームページから申請書をダウンロードして印刷・記入・押印し、資料を一式そろえる(資料は案外簡素)
  • 会場に行って整理券をもらって呼ばれるまで待つ。
  • 順番になったら提出書類をチェックしてもらい問題無ければ次の日発行

こんな流れです。(なお、今後コロナ感染の広まり次第ではネットや郵送受付になる可能性があるので、渋谷区も申請前に区役所に申請方法を確認してください)

なぜ知ってるか?

笠岡も取りに行きましたよ。早起きして。当然、飲食店がお客様である飲食店繁盛会も余裕でセーフティネット4号レベルですorz

で、1週間くらい前に、渋谷区役所の特設会場に8時30分に行きました。9時から受付です。遅くなればなるほど混むと聞いていたので、コロナ感染も怖いのと時間を無駄にしたくないのと…

結果、整理番号は9番。

受付を少し早くしてくれて、なんと9時30分には、セーフティネットの申請がおりて、さらに証明書類をその場で渡してくれました。簡単♡(通常は次の日の10時以降だそうです。)

あとは、取引のある金融機関か近くの信用金庫に電話して、セーフティーネット融資を考えていると相談すれば、話を聞いてくれます。

(長くなったので、日本政策金融公庫については続く

笠岡@飲食店繁盛会

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