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今、多くの飲食店がお金を新しく借りたかと思います。
しかし、思った以上にコロナの影響が伸びて、すでに借りたお金も足りなくなるかもしれません。
事業を続けたいのであれば個人店でもお金は最大限借りる
お金をこれ以上借りるべきか否かという相談を受けるときにいつも言うのですが、私の考えは、「事業を続けたいならお金は最大限借りるべき」です。
日本政策金融公庫も民間金融機関も、最初の数年(3〜5年)は、実質無利息です。だったら、借りるだけ借りて、必要な分だけ使えばいい。
もっとはっきりいうと、今、飲食店に限らず、どの会社も倒産の危機と隣り合わせです。
やるだけやって、力及ばず倒産して自己破産してしまうなら、借金は多くても同じじゃないですか。
会社が生き残れば、あとは、経営者のやる気で、なんとかしましょう。
(スタッフには、ガンバリズムを言ってはいけない時代ですが、経営者は、いざというときはガンバリズム、根性論だと思っています)
今まで借入ができなかった会社も今は借りれる可能性が高い
それと、今までお金が借りれなかったお店も、今なら借りれるようになってきています。
今まで、いろいろあって、金融機関からの借入を拒否されていたところも、借入ができた、金融機関が前向きに話してくれるようになったという報告を複数受けています。
だから諦めないで、地元の信金に電話して相談してみてください。おそらく、担当の方がすぐに来てくれます。
私は、信金の方とも話すのですが、今、新規取引がとても増えているとのこと。
そして、政府の施策のお陰で、3月と比べて、今、相当、融資の基準が甘くなっています。
ということは、金融機関の担当の方によって、融資額が決まると言っても過言じゃありません。
だから、あなたがちゃんと金融機関に連絡して、ちゃんと話す。
担当者は、あなたのことを見ています。
金融機関の担当者が、あなたを信頼してくれれば、その場で話し合った金額の融資は、平常時と比べておりやすいです。
何しろ、とんでもない数の審査を、担当部署と上司の方がしないといけないので、実質、担当者の権限が大きくなっています。
ということで、一度借りた人も、今まで借りれなかった人も、もう一度金融機関に相談することを検討するといいでしょう。
お金を借りる時、今、お金をどのようなスキームで借りれるのか。
経営者なら最低限の勉強が必要です。
数日前にまとめたものを、よろしければ参考にしてください。
お金を借りたら今を凌ぎながら投資する
ここからが、今日、一番伝えたいことです。
今、お金を借りるということは、イコール、時間をゲットできたということです。
実際、お金を借りたから、あなたのお店が生き残れるのではありません。
お金を借りて、「生き残れる店になること」が、あなたのお店が生き残れる道です。
だから、お金を借りて得た「時間」は、今を生き残るだけに使うのではなく、未来への投資に使わなければなりません。
未来への投資といっても、借りたお金を、新しいことにドカンと投資しなさいと言っているのではありません。
融資を受けて、得た時間で、あなたのお店が未来で生き残れるように、しっかり考えて、準備しましょうということです。
たしかに、今を生き残るために、飲食店経営者は、朝から晩まで、時には、自分でお弁当を配達して頑張っていることでしょう。
それでも、すでに、今が、未来を考えるタイミングです。
あなたのお店の「未来への最初の一歩」くらいは、5/6までに、なんとなく持っていないとダメだと思います。
最初の一歩だけでいいから。
そして、
未来を考えるから、あなたに力が出てきます。
未来につながることが今の力になります。
それは、希望の力です。
今を生きながら、未来に手をのばす。
今、経営者のあなたは、100%の力を出しているのはわかっています。
でも、100%では足りません。
200%、300%、いや、今だからこそ1000%の力を出しちゃいましょう!
それくらい、希望の力はすごいものです。
大丈夫です。
みんなで、がんばりましょう
笠岡@飲食店繁盛会
]]>投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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