今朝、飲食店繁盛会の会員の皆様に送ったメッセージなのですが、感染予防期から感染ピーク時への突入となり、ステージが変わった緊急事態と考え、同じメッセージを一般公開の繁盛会Newsでもお伝えします。
(ほぼ毎日、笠岡が、会員の皆様に、FBグループ上で、このような形でメッセージを送っています)
ここから。
【今日からコロナ予防対策からコロナに感染していないことを確認することに、考えを切り替えてください。】
笠岡です。今、出張で福岡にいます。福岡は、コロナが収束したかのように、町に人が結構いました。
一方で、東京は、ロックダウンに現実味が出てきて、パニックが少し始まったようですね。
今まで、コロナ対策やロックダウン対策など話してきましたが、今日から一段階上がりました。
東京のロックダウンは、早くて日曜の夜か月曜の日中に発表されると考えています。(推測です)
もちろんロックダウンが無いことを祈ります。いや、ロックダウンしなくていいくらいの少ない感染者数増加であることを祈ります。
東京がロックダウンした場合、少し遅れて、大阪/神戸・名古屋・博多、こんな順番でロックダウンするのではないかと推測しています。
なので、東京以外の地域の方も、下記の2つを、自分ごととして考えてください。
1.自分、もしくは、スタッフにコロナ感染があった場合、どのようにするかを考えてください。そして、そのようになる可能性があるという覚悟を決めてください。
(1)スタッフへの告知をどうするか?その後のスタッフの行動は?
感染した人は、決して悪くない。不可抗力であることを他のスタッフに伝えるのも経営者の役目と考えます。
また、他のスタッフが全員自宅待機なのか、店に来るのか、一部のスタッフだけ店に来るのか?
状況によって異なり、その場の判断になりますが、覚悟を今のうちに決めて、今からある程度考えたほうが、突然、そのような状況になった時、冷静な判断ができるでしょう。
(2)外への公表をどうするか?
大分の商店街で1つのお店でコロナ感染者がでて、それをすぐに公表したら、その商店街には、お客様が来なくなり、みんなが困ったという事例もあります。公表のスピードも大切ですが、まわりの店への根回しが必要です。
2.今後は、コロナ感染予防対策よりもコロナ感染発見対策に移行してください。
そのために、以下の2つを実施してください。
(1)スタッフ全員に出勤前に熱を測るように指示してください。もしくは、店で熱を測ってから働くようにしてください。
笠岡の中ではこれは絶対です。お店の姿勢としてお客様に示すことも出来ます。
(2)少しでも調子が悪い、熱っぽい場合は、すぐに経営者や店長に報告することができる環境を整えてください。
正直に言うことが、仲間やお客様を守ることであることを伝えてください。また、検査を受けるべきか否か、これも、経営者が判断したほうが良い場合も出てきます。
特に感染しているか非常に微妙だけど、多くのスタッフと一緒にいた事実がある場合等。
あと、マスクが買えなくてマスクをしないで接客・調理をしている飲食店が多いですが、今後は、マスクを手作りしてでも、マスクをしたほうがいいです。
会員からの情報ですが、「あの店はマスクをしないで接客をしている・・」と口コミサイトに悪い書き込みをされた事例もあります。
ロックダウンした場合は、その時間を利用して、マスクを手作りしたらいいでしょう。
毎日出勤前にスタッフ全員の体温を測っていることや、マスクをしていることは、店頭で大きく告知しましょう。お客様も安心します。(ロックダウンして、テイクアウトのみになっても)
もう一度繰り返しますが、今後は、コロナ感染予防から一歩進んで、コロナ感染していないことを確認する(体温しかできませんが)ことに考えを変えること。
また、コロナ感染者が店で出たときの経営者としての行動を想定しておくこと。少なくても、お店で感染者が出るという覚悟はしたほうがいい。
このタイミングで、何かあった時に、判断と行動を大きく間違えると、社会から抹殺される可能性があります。
今日からステージが変わったので、ぜひ考えてください。
何かあったら笠岡が話を聞きます。いつでも連絡ください。(会員相談とは別枠の緊急対応として)*注
笠岡@飲食店繁盛会
注:「何かあったら笠岡が話を聞きます。いつでも連絡ください。」は、会員の方に限ります。ご了承ください。
]]>投稿者プロフィール
- 飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。
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