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こんにちは、コンサルタントの河上です。

先日、とある飲食店へ足を運びました。その商圏では大変人気のお店で、なかなか予約が取れないお店として知られています。

自社で運営する農園で採れた新鮮な野菜を使った料理を提供する居酒屋です。客単価は4,000〜4,500円程で、席数は30席ほど、繁華街立地です。接客は元気系の接客で、賑やかなおもてなしをしてくれます。

さて、このお店を初めて利用して、印象に強く残ったことをお伝えします。

それは、「経費を使わなくても、工夫ひとつでCS(お客様満足度)を上げることができる。」ということです。

そして、このことが当日の客単価の増加や今後のリピート・口コミに繋がっていきます。

具体的に、お伝えしていきます。

当然のことながら、料理は全て美味しかったのですが、その他に際立っていたポイントを少しお伝えします。

  • 着席直後
    メニューは筆で手書きしたものを、A4サイズに印刷したよくある一枚ものでした。

    スタッフが、名物料理や今日のおすすめを説明してくれながら、朱色の筆ペンで丸や線を引きながらアドバイスをしてくれました。

    >このアイデア、製本されたメニューブックをお持ちのお店でも、日替わりメニューなどで活用できますね。

    土鍋ご飯は、提供までに30分かかるので早めにオーダーするように勧められ、朱色で「30」と書いてくれました。

    私は、その朱色で印をつけたメニューからほとんどの注文をしました。お店の思う壺ですね(笑) 
  • オーダー直後
    私たち(男性2名)は、カウンターに座っていました。担当のスタッフは、私が伝えたオーダーをPOSに入力する前に、口頭でサラダの調理担当者に「シーザー一丁頂きました!!」と口頭で通し、一品目の料理が1秒でも早く提供できるように配慮してくれました。
  • 料理の提供
    野菜を推しているお店ですので、それぞれのこだわりの野菜の説明などを都度してくれました。
  • 食事中の配慮
    「色々と足りていますか?」「何かお持ちしましょうか?」などと、こまめに話しかけてくれました。週末で2時間制を引かれていましが、おかげで2時間の間、全くストレスを感じることもなく、常に気持ちが満たされた状態を維持できました。

    私は、車の運転があったためノンアルコールビールでしたが、「ノンアルコールのサワーや梅酒もありますので、よろしければ仰ってくださいね!」などと声掛けもしてくれました。
  • お見送り
    お店の外まで出てきてくれ、深々と頭を下げ、挨拶をしてくれました。

これらは、滞在中に経験したことの一部です。総じて、大きな満足感を得られたのと同時に、このお店が繁盛店である所以が腹落ちしました。

皆さんのお店にも、経費をかけずに「工夫」でお店の価値を、今以上に高める方法がまだまだあるはずです。

是非とも考えてみてください。

株式会社飲食店繁盛会
コンサルタント 河上 朗

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