この記事を読むのに必要な時間: < 1 笠岡@飲食店繁盛会です。

今日は、テレワークでずっと家から出なかったのですが、朝から5店舗分の新規オープン/業態リニューアルの打ち合わせ。がっつりやったので、1つ平均2時間。

脳みそが疲れました。

1店舗めは、コロナ後に対応した業態ブラッシュアップ。しかし、このお店で根本的に改善しなければいけないことは、長年やってきて、業態披露を起こしていること。

だから、当然、食事需要の取り込みをしていきますが、業態のブラッシュアップをしながら、改めてこのお店の「外食ならではの楽しみ」を表現すべく、作戦を考えています。ポイントは、このお店の原点に戻ること。原点を意識して作戦を立てていきます。

2店舗めは、新店舗の開業サポート。ここは、その立地に合わせた、そして、そのマーケットで競合が少ないところで勝負を仕掛けます。地域の人が必ず一度は足を運ぶ協力なウリの商品も考えました。

商品でお店に来てもらい、その後は、その地域ならではの利用動機を吸収するお店であることを知ってもらって、とりあえず、そのお店に行けばハズレがないという業態を作ろうと思っています。

3店舗めは、アフターコロナに対応した業態転換。6:4で6がお酒・宴会のお店を4:6で6が食事のお店にします。地域でちょっと手に届くご馳走でそのお店のジャンルの食事をしたい時は、まずは、お店を思い浮かべる。そんなお店にしたいと思っています。

4店舗めは、もともと不審店の業態ブラッシュアップ。不審店だったので、コロナで閉店するか、経営者は迷ったようですが、結果的に気合を入れて攻めていくということになり、これから作戦を考えます。

ファミリーが楽しい、ごちゃごちゃしていない小ぎれいで、子連れでも安心してゆっくり食べられるお店にしようかと思っていますが、これから、多くの情報を頭に入れてから再度考えます。

4店舗めは、アフターコロナはあんまり関係ない、業態ブラッシュアップ。もともと黒字のお店ですが、アフターコロナ前から、もっと売るためにブラッシュアップをしようと思っていたようです。

このお店は、地域のお客様と利用動機、年齢層、所得層などを見ながら、業態を固め、その後、作業の平準化、販売促進の仕組み、など店舗運営の仕組みに少し力を入れようかと思っています。多店舗化していきたいので。

5店舗めは、超高級店のブラッシュアップ。インバウンドがなくなったので、日本人のお客様に戻ってきてもらう作戦。そして、僕が一番考えたのが、お店でお客様にどう楽しんでもらえるか?どう記憶に残すか?どう思い出に残すか?ハレの日ですからね。

お店に入って、まずこうやって驚いてもらって、写真に取りたくなって、SNSに上げたくなって・・みたいな設計。

最近、特にコロナ以降で思うのですが、何事も今は、考えてカタチにすることが、大切だと思います。

それが結果的に、どこかのマネになってしまっても、最初からクックパッドとかの料理を見て、「これいただき!」と取り入れるのと、目的を持って考えて、その結果、クックパッドに載っている料理をたまたま見つけて、それを参考に更に考えるのとは、結果が変わってくると思うのですよ。

まぁ、これは、ここ最近の僕の経験からくる勘みたいなものなのですが、考えないより考えたほうがいいに決まっているので、ただパクるよりも、悪くはならないでしょう。

そして、考えることがカタチになることが楽しい。

しかも、考えたことが、実現するスピードも速い!

これからは、ついてこれるスタッフには、バンバン求めていこうと決めました。それだけクオリティの高い仕事ができるようになるので。たぶん、自分のためになる。

ということで、僕と一緒にプロジェクトをしている皆様、これから僕とプロジェクトをするかも知れない皆様、一緒に超考えましょう!

笠岡@飲食店繁盛会

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投稿者プロフィール

笠岡はじめ
笠岡はじめ飲食店コンサルタント/販売促進士
飲食とITの専門家。1,000件以上の飲食店コンサルティング実績から再現性のあるノウハウを体系化し、全国の飲食店の売上と利益を上げている。また、中国や台湾、UAE等の飲食店のコンサルティングやプロジェクトを手掛けている。著書に「MSP繁盛プログラム〜どの飲食店でも最短で確実に売り上げを上げる方法」(販売促進士日本フードアドバイザー協会ブックス)、「売れまくるメニューブックの作り方」(日経BP社)、「繁盛飲食店にする1分間セミナー」 (同文館出版)等。「売れまくるメニューブックの作り方」は、台湾と中国でも出版されている。一般社団法人販売促進士日本フードアドバイザー協会代表理事。株式会社 飲食店繁盛会代表取締役。三商餐飲顧問股份有限公司董事。

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