こんにちは。コンサルタントの河上です。

本日は、「飲食業界における新たな付加価値」について考えてみたいと思います。

先日、ある飲食店の前を通りかかると、スタッフが深々と頭を下げて静止している姿を見かけました。

「ん?」と思い、その先に目をやると、10m先に心満たされた表情で談笑するカップルが、二人寄り添って歩いていました。

その飲食店のスタッフが、お客様の姿が見えなくなるまでお見送りをしていたのです。

「素晴らしい光景だなあ・・・。」と、私は心温まる思いでした。

スタッフとカップルとの距離は10m以上開いていましたが、本来見えるはずもない「心の繋がり」がはっきりと見えました。

きっと、お店やスタッフとお客様との信頼関係は、お客様の滞在時間中に深まったのでしょう。

少しの間、話を逸らしますが、昨年頃から「ゴーストレストラン」がよく話題に上がっていますね。

アメリカ、ニューヨークを発端としたビジネスモデルで、レストラン自身は店舗を持たずに営業を行う飲食店です。

間借りしたキッチンで調理をして、「Uber Eats」などのフードデリバリーサービスを介して注文を受け配達するという仕組みです。

様々なものが共有される、「シェアリングエコノミー」の時代において、また顧客ニーズの多様性の観点から見ても、然るべきビジネスモデルだと思います。

しかし、飲食店の付加価値の一つである、前述のような飲食店で働く人とお客様との「心の繋がり」を考えた際に、「希薄さ」を感じるのは事実です。

とはいえ、この新しいビジネスモデルがもたらす、「好きな場所で、好きな料理を」という付加価値を否定する必要はありません。なぜなら、お客様の新たな選択肢であり、ニーズだからです。

飲食店は、今後、以下の2つの考え方が重要なのではないでしょうか。

  • 既存の付加価値を磨き続ける
  • 新たな付加価値を受け入れる

既存の付加価値を磨き続ける

「ゴーストレストラン」のような新しい付加価値をもたらす飲食店は、今後も次々と登場することは、容易に想像できます。

既存の飲食店は、これらの存在に関心に向け、パイをとり合う脅威として危機感を持つ必要があります。

その中で、あなたのお店でしか得られない既存の付加価値を磨き、それをお客様へ伝え続けることが必要なのではないでしょうか。

新たな付加価値を受け入れる

繁盛店を目指し、事業として継続発展をしていく上では、時流を意識し、新しい付加価値をもたらす考え方を受け入れることも必要です。

例えば、実店舗での飲食店の営業をしながら、フードデリバリーサービスを活用して、マネタイズの切り口を増やし、収益を伸ばしている飲食店は良い例です。

これからも飲食業界において、テクノロジーの進歩などにより、これまでにない全く新しい考え方や付加価値が次々と登場するでしょう。また、お客様のニーズも次々と変わり続けるでしょう。

飲食店も既存の付加価値を磨き続けながらも、これまでの考えに固執しすぎずに、これらの時流の変化に柔軟に対応していく必要があります。

飲食店繁盛会 コンサルタント
河上 朗


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