こんにちは。コンサルタントの河上です。

本日は、飲食店における「地震への備え方」について、少しお伝えします。

「地震大国」である日本では、いつ大きな地震が、どこで起きてもおかしくない状況です。

気象庁のまとめによると、2018年に国内で発生した震度1以上の地震は2179回にのぼり、このうち震度5以上の地震は計11回だったそうです。

このような状況においては、日頃から地震を想定した店舗運営や危機管理が必要となります。

貴店では、どのような準備をされていますでしょうか。

日頃から気をつけておきたい大まかなポイントとして、以下が挙げられます。

  • 頭上からの落下物、備品の転倒防止へ備えておく。
    照明器具や、棚に陳列されているボトル、壁のディスプレイなど。

 

  • 発生時の対応の手順を確認しておく。
    大きな地震が発生した場合、焦ってすぐに飛び出さず、まず近くのテーブルなどの下に潜り(潜るようにお客様にも伝え)、身を守る。調理場・厨房では、すぐに火を止め、ガスの元栓を締める。地震が弱まり始めたら、お客様の安全確保と避難誘導に動き出す、など。

 

  • お客様の避難経路を確認しておく。
    避難の為のルートや非常口を普段から確認しておき、避難ルートとなる通路や非常用扉の周辺に物を日頃から置かないようにする、など。

 

  • 防災グッズを用意しておく。
    お客様、スタッフが使用できる、可能な限りの防災グッズを用意しておく。
    例)
    *飲料水、非常食、インスタントラーメン、缶切り、哺乳瓶
    *ヘルメット、防災頭巾、懐中電灯、電池、ラジオ、ライター、ろうそく、ナイフ、衣類、手袋、毛布
    *救急箱 *現金、預金通帳、印鑑 *スマートフォンの充電器、等

 

  • 停電への対策をしておく。
    懐中電灯をすぐに取り出せるように常備しておく。ブレーカーの位置を確認しておく。
    調理中の停電であれば、機器類のスイッチをすぐに切る。ブレーカーも落とし、電気が復旧した際の過電流防止に備える。
    所轄の電力会社の電話番号を確認しておく。停電時は電話で停電の原因と復旧の見通しを聞き、お客様に停電の情報を正確に伝えるようにする、など。

 

  • 消化器の位置や使い方を確認しておく。

そして、これらは店長やリーダースタッフだけが知っているのではなく、スタッフ全員と共有しておくことが大切です。

私は、東日本大震災の際は、都内の飲食店で店長として勤務をしておりました。幸いにも全てのお客様、スタッフに怪我や事故なく事なきを得ました。

しかし、震災を経験して、災害に対する危機管理への意識が低かったと、つくづく感じました。例えば、地震が起きた際の身の守り方、お客様の誘導の仕方等のイメージを、スタッフ全員と事前にもっと共有しておくべきだったと感じました。

災害発生時に、起こりうる全ての事態を想像して、「万が一」に備えどんな準備をするか。

日頃からの「備え」が、実際に災害が発生した際の、対応に対する自信とスピードを生むと感じました。

また、今回は地震に限ってお伝えしましたが、台風や火災に応じても同じことが言えます。

今回の投稿が、皆様の危機管理に対する意識をさらに高めるきっかけとなれば幸いです。

飲食店繁盛会 コンサルタント
河上 朗



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