こんにちは。コンサルタントの河上です。

昨年ごろから、よく話題に上がっていますが、本日は、インスタグラムにおける「ストーリージェニック」のお話です。

皆さんのお店ではインスタグラムを活用されていますでしょうか。

現在のインスタグラムでは、「フォトジェニック」から「ストーリージェニック」に流れが変わってきています。

皆さんは、意識されていますでしょうか。

まず、それぞれの言葉の意味を整理したいと思います。(出典:実用日本語表現辞典)

「フォトジェニック」・・・

写真うつりがよい、写真で映える、きれいに撮られる、といった意味の英語。

「ストーリージェニック」・・・

見た目のオシャレさ・華やかさよりも、隠された事情や歴史に面白さや情趣の深さが感じられることで人を惹きつける、といった種類の写真画像を形容する表現。モノ自体の見栄えの良し悪しではなく、その画像の背後に感じられるストーリー性に価値を見出す考え方を指す。

 

それでは、少し噛み砕いていきます。

従来までは、写真映えのする画像であれば、拡散されやすい傾向にありました。更に、フォトジェニックの進化系として「ムービージェニック」と呼ばれるインパクトがあったり、見栄えの良い動画も人気を集めてきました。

もちろん、そのような見栄え重視の投稿内容も大切ですが、現在では、その背景となる「ストーリー」を伝えるような、ユーザーを惹きつける「文章」が重要となってきています。

飲食店においても、同様です。

これまでは、キャッチーで目を惹きつけられるような料理や飲み物、店内の画像や、飲食や調理シーンの動画が投稿されると、ユーザーが拡散してくれました。

しかし、今後はそのような画像や動画に加えて、競合他店との差別化となるような、その背景や付加価値を連想させる文章により、ユーザーに訴えかけていくことが求められます。これは、多くのユーザーが、「写真映え」や「動画映え」の投稿に慣れてきてしまったという点も背景にあります。

そのため、飲食店の場合は、以下のような文章を写真や動画に添えると良いでしょう。

  • お店は、どのような経緯で創業して、これまで営業されてきたのか。
  • その料理は、どのような経緯で誕生したのか。
  • その料理には、どのようなこだわりの食材が含まれているのか。
  • その料理は、どんな点にこだわって調理されているのか。
  • オーナーや店長、料理長など、お店を象徴する人は、どんな思いやこだわりを持っているのか、等。

そしてもう一つお伝えしたいことは、

「ストーリージェニック」は、決してインスタグラムに限った考え方ではないということです。

ホームページやグルメサイト、SNS、メニューブック、店内の掲示物から接客におけるまで、お店や商品の「ストーリー」となる背景や付加価値を、「一貫」して伝えるということは大変重要です。

先日、私は滋賀県彦根にある、伊吹そばで有名なお蕎麦屋さんに行ってきました。

彦根エリアにある数ある飲食店から、そのお店を選んだ理由の一つに、前述した「ストーリー」がありました。

私は、予約するお店を検討している段階で、このお店のホームページを見ました。ページには、伊吹そばの特徴やこだわり、使用される水へのこだわり、そば以外の一品料理へのこだわりなどが、きれいな写真やイラストと共に掲載されていました。これらの点に、いち消費者としてすごく惹かれました。

お店に到着して着席後、手に取ったメニューブックには、ホームページ同様に、お店や商品のこだわりが、写真付きの文章で紹介されていました。このホームページとメニューブックの内容が「一貫」している点により、お店に対する「信頼」と「安心」の気持ちを抱きました。さらに、他店との差別化が伝わり、「ワクワク」した気持ちも抱くことができました。

実際にお蕎麦を頂くと、事前に目を通した「ストーリー」が頭にある分、より一層美味しく感じ、付加価値を感じることができました。その結果、私はこのお店を「機会があればまた行きたい」「誰かに紹介したい」と思っています。

このように、見た目や外観などからは見えない価値(ストーリー)を、しっかりと「文章」で伝えるという点は非常に重要です。

以上、本日は「ストーリージェニック」についてのお話でした。

皆様のお店の情報発信の参考になれば幸いです。

飲食店繁盛会 コンサルタント
河上 朗



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