こんにちは。コンサルタントの河上です。

「餃子の王将Express(エクスプレス)」をご存知でしょうか。

王将を運営する株式会社王将フードサービスの新業態で、先月27日、東京秋葉原に1号店がオープンしました。秋葉原駅直結型で、スタンディングで18席、営業時間は6時~25時と立地の特徴を活かしています。

今回は、この新店舗に焦点を当ててみたいと思います。

店舗のコンセプトは3つです。 

  1. 美味しくてスピーディ
    (前略)駅に直結という立地からも「電車までのわずかな時間」「待ち合わせまでのひととき」といったニーズにも応えるスピーディさを重視。できたての手作り料理を厨房からカウンターへ直接ご提供します。
  2. お客さまの様々なライフスタイルに合わせたお店
    (前略)朝からラーメンの「朝ラー」、短時間でのランチ、小腹を満たしたい、軽くアルコールと食事を楽しみたい、お酒の締めのラーメンなどライフスタイルに合わせてご利用いただけます。
  3. 餃子の王将創業以来の「初めて」が集結
    全席スタンディングであること、餃子の王将 ひとくち餃子や、かき揚げラーメンをはじめとするオリジナルメニュー、駅構内や狭小物件でより地域に密着したお店です。

(引用:(株)王将フードサービスHP)

いずれにおいても浮き彫りになってくるのが「お客様のニーズ」ですよね。どのコンセプトも、お客様のニーズに沿った内容です。

1は待ち時間で時間をロスしたくないというニーズ、2はお客様の多様なライフスタイルから生じるニーズ、3は馴染みの「餃子の王将」に「+α」を求めたいというニーズなど、それぞれに寄り添ったコンセプト設計となっています。

このような考え方を、マーケティング用語で「マーケットイン」と呼びます。企業が商品開発や生産を行う上で、市場のニーズを優先し、顧客の声や視点を重視して商品の企画・開発を行い、提供していくことです。

一方「プロダクトアウト」という用語もあり、作り手の理論や計画を優先させる方法のことです。買い手(顧客)のニーズよりも、「作り手が良いと思うものを作る」「作ったものを売る」という考え方です。

どちらを優先させるかどうかは一長一短がありますが、前述の例のような新業態の開発に限らず、既存の店舗でも新メニューの開発や新しい施策をする際は、以下の例のように「マーケットイン」の考え方を大切にする必要があります。

  • 新メニュー開発:
    このメニューは、既存客や新規客が望むものかどうか。「作り手本位」になっていないか。

  • ホームページのリニューアル:
    新しいページは、コンセプトに合ったもので、お客様から好まれるものかどうか。

  • 新しいフェアの導入:
    このフェアは、お客様から望まれるものかどうか。お店側の「自己満足」になっていないかどうか。

お客様の声にしっかりと耳を傾けた上で、新商品の開発や新施策の導入を進めていくことが重要です。

「誰のための、お店なのか?」を常に忘れてはいけません。

飲食店繁盛会 コンサルタント
河上 朗


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