今回は、「広告費と必要売上高」について書かれた、笠岡の過去記事をご紹介します。


例えば、月間1000万円売る店があったとします。

原価率が30%。つまり、300万円。

粗利率(売上総利益率)が70%(0.7)となります。

もう少し、売上を上げたいので、毎月30万円の広告費を使うことにしました。

その場合、

30万円÷0.7=428571円

つまり、その30万円の広告で428571円が売上がプラスされれば、その広告はトントンとなります。

なぜか?

ちょっと、違った計算で確認してみましょう。

売上1000万円、粗利率(売上総利益率)が70%(0.7)のお店で広告を30万円打ちました。

その結果、その広告費から50万円の売上がプラスされました。

そうすると、月間の売上が+50万円なので、1050万円になります。

一方、月間の粗利益は、1050万円✕70%=735万円になります。

つまり、30万円の広告費をかけて、粗利益が35万円となり、差し引きすると5万円儲かったということになります。

では、さっき求めた必要売上で計算してみます。

30万円の広告費で428571円の売上がプラスになったのですから、月間売上が10428571円となります。

そこに粗利率70%をかけると、粗利益が、

10428571円✕70%=7299999円≒7300000円

となります。

つまり、30万円の広告費を使って、30万円の利益がでたので、トントンになりました。

ということで、

必要売上高=広告費÷粗利率(売上総利益率)

投下した広告費に対して、元が取れる必要売上高の計算方法でした。

株式会社飲食店繁盛会
代表取締役 笠岡はじめ

2017年5月1日 繁盛会Newsより

今回は、「必要な売上を作る為に、どれくらいの広告費を投下すべきか」「投下した広告費以上の利益を獲得する為には、いくらの売上が必要か」というお話をお伝えしました。

年末営業を終えて、年明けに再度、2019年の販促計画、予算計画の見直しをしてみてはいかがでしょうか。