飲食店を開業する場合、一体いくら開業資金がかかるのでしょうか?もちろん、業種業態、立地やお店の広さによって全く変わってくるので、確実なことは言えませんが、目安をお話します。

そもそも飲食店開業するためにはどんな費用があるのか?

そもそも飲食店開業するためにはどんな費用があるのでしょうか?細かくするとキリがないほでざっくりと挙げると、次の4つがあります。

1.物件取得費 敷金・礼金・保証金・造作買取金・店舗紹介費用/仲介手数料など
2.建築工事費・厨房設備費 設計料・内装設備工事・外装工事・厨房設備工事・看板工事・冷蔵庫など厨房設備など
3.開業諸経費 椅子・テーブル・皿・レジなどの什器備品、メニュー・ロゴなどのデザイン制作費、教育費、採用広告など
4.予備費 予定外費用、運転資金など

それぞれの費用がどのくらいかかるのか?

では、この4つの費用がどのくらいかかるのか、大雑把に出してみましょう。

1.物件取得費
  • 敷金・礼金・保証金…物件によって違うが、家賃の10ヶ月分前後。
  • 造作買取費用…物件によって異なる。居抜き物件の場合、発生する。
  • 店舗紹介料/仲介手数料…家賃の1ヶ月分程度
2.建築工事費・厨房設備費
  • ざっくりと、坪50万円〜80万円、そのうち建築工事費が、坪30万円〜60万円くらい。
3.開業諸経費
  • ここはお店によって、全く違うので、計算できない。
4.予備費
  • 予備費は全体の1〜2割が目安。そのうち、運転資金は、3ヶ月分程度確保したい。

15坪(30席)実際に計算してみると

家賃が坪1万円だとします。15坪で家賃は、15万円になります。敷金・礼金(保証金)が10ヶ月分の物件を借りたとすると、物件取得費は、次のようになります。

家賃150,000円✕10ヶ月+不動産手数料1ヶ月分+前家賃1ヶ月=1,800,000円

*前家賃はない場合も工事中ずっと払う場合もあるのでここでは1ヶ月仮定。

そして、建築工事費・厨房設備費が坪60万円だと仮定すると、

15坪✕600,000円=9,000,000円

開業諸経費は、最低限のフライパンなどの調理器具、お皿などの什器備品、POSレジ一式、採用広告、オープン前の人件費など最低限のものにしたとして、300万円とします。これは計算できないので、適当に仮定しています。ただし、この金額は、かなりケチっていると思います。

ここまでのトータル費用が、13,800,000円です。

そして、予備費を2割用意したとして、13,800,000円✕1.2=16,560,000円

つまり、15坪の飲食店の開業資金が1,656万円となります。これを15坪で割ったら、総開業費用が坪110万円。

通常の飲食店で、こんな感じで、坪100万円〜120万円で収まればいいほうかなというイメージです。

実際は、予期せぬ出費があったり、こだわったりして、坪当たりの投資額がもっと高くなることも多いです。

造作買取金とは?

ちなみに造作買取金とは、居抜き物件を取得した場合、前のお店で使っていたテーブルや椅子、カウンター、厨房設備などを買い取る金額です。

これに相場はありません。オーナーとの交渉というより、その物件をどれだけ取得したいかという立場関係になることが多いです。

FCに加盟した場合はどう違う?

FCに加盟した場合はどう違うのかといいますと、上記開業資金に、①加盟金、②保証金、③ロイヤリティ、④研修費が追加されることが多いです。

それぞれいくらかは、FCによってバラバラで、例えば、加盟金0でロイヤリティが少し高めのものもありますし、ロイヤリティの代わりに、食材は必ず本部から仕入れるというパターンもあり、千差万別です。

自分だけで開業するより割高になりますが、その割高の対価は、FCのビジネスモデルの購入ということになります。

株式会社飲食店繁盛会
代表取締役 笠岡はじめ

 



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