マクドナルドHP「マックの裏メニュー2」より
www.mcdonalds.co.jp/campaign/napaJsdlanoDcM/

 

例えば、

「このセットは、サラダを3種類から1つ、前菜は10種類から3つ、メインは3種類から1つ、デザートは5種類から1つ選んでください」

というコースがある。

いわゆる、プリフィクススタイルだ。ひと昔前は、この「選べる楽しみ」が好まれた。

でも、ここ数年思うことは、お客様にとって「選ぶ楽しみが、選ばなければいけないストレスになっている」のではないか?ということだ。

実際、僕は、メニューブック上で、さっきの例のように完全にお客様主導で選ばせるようなことは、ほとんどしない。

ただ、選ばせることが悪いわけではない。要は、選びたくない人に選ばせなければいいのだ。

今日も、繁盛会の会員が、無料相談で事務所によってくれた。

繁盛会の会員は、事前に連絡いただいてスケジュールが合えば、飲食店繁盛会の事務所で直接、または、電話やスカイプで無料相談ができます。

そのメニューに、プレフィクススタイルの「選べるコース」的なメニューがあった。

しかも、そのコースは、オーダー数から見てもかなり人気だ。もちろん、うまくいっているので、今、そのスタイルを変えるべきではない。

そこで、僕が提案したのが、「店主のオススメセレクト」とか「がっつり食べたい人へのセレクト」とか「定番のセレクト」などを、選びたくない人にメニュー上で伝えて選ばせない方向もアリにすること。

これによって、選びたくない人のストレスが減ることに加えて、新たな2つのメリットがでる。

ひとつめは、お店の自信をもったセレクトなので、お客様の選択の失敗がすくなくなり、顧客満足度が上がること。

もう一つは、顧客満足度が上がることが前提だが、選ばれるメニューを誘導することにより、原価コントロールやオペレーションの軽減につなげることができること。

たぶん、メニューブックの面積を使うこと以外、デメリットはない。

マクドナルドが、5/10から『マックの裏メニュー』というキャンペーンを始めている。

「おいしさ583通り」という触れ込みで、「3つのハンバーガー(てりやき、ダブルチーズ、チキンフィレオ)に、4つのトッピング(ベーコン・チーズ・ガーリックチリ・トマト)から3種類までプラス料金(どれもひとつ+40円)でトッピングして、自分の好みの味にしてね」というシステムだ。

ホームページを見ても、一見よくわからない。理解するのに時間がかかった。

ただ、このキャンペーンのポイントは、「マクドナルドなのに裏メニュー」という面白さだ。そして、もう一つのポイントは、結局、マクドナルド側で組合せを提案していることだ。

楽しくて、選びたい人は選べて、選びたくない人には選ばなくても良いシステムになっている。

つまり、このキャンペーンのポイントが「583通りの組合せから選択できる」ところではないということだ。

(飲食店繁盛会 代表取締役 笠岡はじめ)

 

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