串カツ田中が全国181店舗を全面禁煙化して1ヶ月。その結果が報道されている。今後、東京都を筆頭に禁煙化が進む飲食店の参考になると思い、自分自身の備忘として今回のポイントを書き出して置こうと思う。

6月中の直営店(86店舗)の来客数は前年同月比2.2%増だった一方、客単価は5.0%減。売上高は2.9%減少した。(中略)客層の変化については、家族連れが前年同期から6%増、20代以下の男女グループが1%増、女性グループとカップルが1%増という結果に。一方、会社員の男性グループは6%減、30代以上の男女グループは1%減となった。

ITメディア『「全面禁煙化」から1カ月 串カツ田中が得たもの、失ったもの』より
www.itmedia.co.jp/business/articles/1807/05/news113.html

客単価が減少したのは、串カツ全品108円に値下げした「感謝祭キャンペーン」とドリンク全品216円均一とする「200店舗達成キャンペーン」が大きいとのこと。

一方で、客数は、サラリーマンが6%減り、家族連れのお客が6%増えている。それ以外に若い男女、女性グループ、カップルなどが増え、全体的に客数が2.2%増になった。

禁煙化によって子供や未成年が増えて、アルコールの注文が減ったので客単価が下がり、客数が増えたのにもかかわらず売上が減ったとのことだ。さらに、子供、未成年はお酒を飲まないので、お通し代もとらない。これも売上に響いている。

また、ピークの売上もかつては、7時台と11時台から8時台と10時台になり、深夜帯は減少している。これも増えたターゲット層をみると納得できる。

「増えた客層・減った客層が明確に分かったため、かえって年代別のアプローチ策を打ちやすくなった」(経営戦略部)と前向きな姿勢を見せる。

ITメディア『「全面禁煙化」から1カ月 串カツ田中が得たもの、失ったもの』より
www.itmedia.co.jp/business/articles/1807/05/news113.html

と対策は見えているとのことだ。

串カツ田中の報告書により、全面禁煙をするとどのような傾向になるのか、とても学びになる。

ちょっと気になるのが、客数が前年比2.2%増というところ。分析通りであればいいのだが、もしかしたら、「感謝祭キャンペーン」と「200店舗達成キャンペーン」が当たったから、もしくは、全面禁煙の報道による露出で、それがなければ、客数も減っていたということになると、報告書の計算が狂ってくる。

夜の集客は、家族連れよりサラリーマンの方が利用頻度が高いと推測できる。そうすると、今後、今まで以上の販促が必要になるかもしれない。ただ、あくまでも推測なので7月以降の串カツ田中の動向を冷静に見ていきたいと思う。

株式会社飲食店繁盛会
代表取締役 笠岡はじめ

お問合わせは、販促まるごとサポート(詳細ページ)お問合わせフォーム または、電話 03-5303-9841からお気軽に。

▼直近のセミナーのご案内

  • 10/20(浜町)
    特定非営利活動法人ITコーディネータ協会
    「訪問者を増やすための効果的な広告活用法」(笠岡)
  • 10/18or19(埼玉)
    「飲食店のための人手不足対策セミナー(仮)」(笠岡)
  • 10/12〜13(熊本) *一般開放無し
    「他業界からの飲食業進出セミナー」(笠岡)
  • 6/28(東京)【終了】 *一般開放無し
    メーカー企業新入社員研修
    「飲食業界の概要と飲食業の数字の基本」(笠岡)
  • 6/14(東京)【終了】
    カフェレスジャパン2018(東京ビックサイト)
    「これからの飲食店のためのネット活用セミナー」(笠岡)
  • 6/14(東京)【終了】
    カフェレスジャパン2018(東京ビックサイト)
    「売れるメニューブックセミナー〜メニューブックでお店が変わる〜」 (笠岡)