山本一郎さんが、昨年の食べログのサービス変更及び点数3.0リセット問題のタイミング(2016年9月)で『食べログ「飲食店の乱」騒動と、内部資料が示す残念な感じ』という記事をアップした。

山本一郎さんは、日経ベンチャー(今の日経トップリーダー)でコラムを書いていたころからファンなのだが、「食べログ頑張れ」と言いながら、ズバッと切り込むタッチが相変わらず面白い(笑)

タイムリーにもこの記事は読んだと思うが、たまたま、今朝、Facebookのタイムラインで見かけたので、今日は、食べログについて私の見解を軽く話そうと思う。

初期〜中期の食べログは、純粋な口コミサイトという立場を守るため、どのように飲食店、及び食べログユーザーから売上を上げるか、とても迷っていた記憶がある。ぜんぜん利益があげられなかったのだ。実際、食べログを立ち上げたメンバーの方が「何か一緒にできないか」と繁盛会の事務所に来ていただいたことが何度かあった。

それが、(おそらく)スマートフォンからホームページを見る人が圧倒的に多くなったという時代の流れを察知して、有料サービスが軌道に乗ってきた。サービスは、ユーザー向けと飲食店向けの2つに分かれる。

ユーザー側サービスは、月額300円のプレミアムサービス。飲食店側は、今は5種類になった有料サービス。これがハマり、価格コムの稼ぎの柱にまで成長した。

ん?おかしい。飲食店向けサービスが2種類ある…今、発見。

従量課金が存在しないお店向けプランのページ
https://owner.tabelog.com/owner_info/top

従量課金が存在するお店向けプランのページ
https://owner.tabelog.com/owner_info/locally/

一体どっちなんだろう。どっちにしても「その辺でやめておけばいいのに…」と思うのだが、資本主義社会の上場企業。利益の追求が止まらないのは仕方ないのだろう。しかし、ちょっと行き過ぎのような感が確かにあると思っている。

そして、あくまでも個人的意見だが、食べログが目指しているのは、「口コミの公正さのバランスを保った雰囲気を保ちながら(笑)、Amazonのように飲食店がお金さえ払えば、何もしなくても効果が出る」というマーケティングシステムになろうとしているのだと思う。逆に言うと飲食店にとって自由度はあまりない。

食べログを利用する上で、ユーザーも飲食店も理解する必要があるのが、「標準【広告優先】」は、優先ではなく「広告」だということ。高いプランほど上に来る。ランキングタブは、広告ではないので、お金でランキングは変動しない口コミの点数順。もちろん、点数の付け方が一部で問題視はされているが、今回は触れない。

標準タブは、食べログでお店を検索した時に、強制的に表示される。広告だからだ。PCで食べログ検索で店を探す場合は、標準タブの結果をみてから、ランキングタブをクリックしてお店を選ぶという行動になる。

しかし、ここが上手くできているところなのだが、スマートフォンで見るユーザーは、プレミアムサービスに入っていないと点数順(ランキング)が見れない仕組みになっているのだ。つまり、ほとんどの割合を占める一般ユーザーは、標準タブの一覧しか、スマートフォンからは見ることができない。

どういうことか…

スマートフォンの場合、移動中ということもあるし、画面が小さいということもあり、あまり何ページも探さない。そうすると、スマートフォンで見るほとんどの一般ユーザーは、有料サービスに加入した飲食店にしかたどり着けないのだ。(飲食店の少ない地域は除く。PC版のホームページに切り替えてランキングを見るという手もあるが、スマフォによるので、ここでは割愛。)

スマートフォンアクセスが多くなり、さらにスマートフォンのユーザーが今すぐ客である割合が多くなった今、特に駅近の飲食店は、有料版にすると一定以上の効果が出る仕組みになっている。ここが、食べログの有料会員が自動的に効果が出る根幹だ。本当にうまい。

逆に言うと、駅から遠い飲食店は、駅近に比べると効果が出にくい事が多い。

また、先程書いた通り、サービスページが2つ見つかったので、実際よくわからないのだが…(これは、どっちが正しいか確認してみます)…食べログは従量課金制を取り入れているようだ。ディナーは来店人数×200円、ランチは来店人数×100円だ。

しかも、予約の「空き」があるお店が上位表示されるのであれば、お客様視点に見せかけた作り手の食べログ視点だ。ますます標準タブでは、いや、スマートフォンでは、人気店にアクセスするのが難しくなるということだ。人気店は空席が少ないはずなので。

食べログサービス従量課金有版
(20170123時点)

ちなみに、ぐるなびも予約機能を有料化するとクライアントから最近聞いた。裏を取っていないのだが、本当なのだろうか?知っている方がいたら教えてほしい。ついでに食べログの2つのサービスページが有る理由も知っていたら教えて欲しい。

今回は、決して食べログを批判したわけではなく、うまい仕組みだなぁということを書いたつもりだ。

私も、今、ネット広告をするなら、食べログの有料版かFacebook広告がパフォーマンスが良いと言っている。実際、この2つの結果は数字で何店舗も確認している。

もし、飲食店が食べログの有料プランに申し込むなら、間違えなく25,000円/月の「ベーシックプラン」だ。10,000円/月のライトプランは、スマートフォンに対応していない「捨てサービス」。月5万円、10万円は高すぎる。

ただし、駅から遠いお店、有料サービスの飲食店が少ない地域、口コミがあからさまによくないお店は、有料にしても効果がでにくいので、よく検討した方がいい。

また、10万円、5万円のプランは、銀座・渋谷・新宿…などの超繁華街では、このサービスにしないと効果がでない…という流れになる可能性が高い。有料会員が多くなるからだ。検証したアクセス数を見せてもらうと、すでにその流れになり始めている。

それは、ぐるなびが証明している。彼らも、最初は月額3万円、5万円だったのだが、数年前からこのような超繁華街の店は、月20万円かけているお店がザラにある。逆に言うと、このくらいお金をかけないと効果が目に見えなくなって、徐々にプランを上げたらこんなに払っていた…という流れだろう。

最後に、先に書いた通り、食べログの無料会員が、食べログ有効活用のためにできることは少ない。

しかし、繁盛サポート会員の会員専用ニュースレターで、「食べログの無料会員できること」をちょっと前にまとめた。会員限定なので一般の方には申し訳ないが、会員の方!興味があればぜひ読んでみてほしい。

→【会員限定】<特集>~食べログ最新情報2016版~今一度見直そう!食べログアクセスアップのためにお店ができること(要ID・PW)

(飲食店繁盛会 代表 笠岡はじめ)

 


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