最近の日経MJや日経新聞を見ると節約の傾向が鮮明に出ている。これは、今年の、特に忘年会の予算感に影響するかもしれない…ということで、その判断材料のひとつとして、ここにメモ。

物・サービスの相次ぐ値上げ 節約意識「高まる」7割 ビール抑制3人に1人 (2017/7/28付日経MJ)

人件費や原材料価格の上昇などを背景に相次ぐ生活に身近な商品・サービスの値上げが、節約意識の根強い消費者の財布のひもをさらに固くしていることが改めて浮き彫りになった。調査会社のマーシュ(東京・渋谷)が実施した「価格の値上げと家計に関するアンケート調査」で、2017年に入っての物やサービスの値上げにより節約意識が高まったと答えた人が7割近くに上った。

…(略)…

家計の節約をしたい人は全体の70.7%を占めた。20~34歳の女性の83%が最も高く、若年女性で節約志向が強いことがうかがえる。一方で「節約を考えていない」割合が最も高かったのは、35~49歳の男性で、男性の方が節約を意識していない傾向がみられる。

…(略)

今年に入って物やサービスの値上げにより節約意識が高まったという人が7割。これを分解すると、20〜34歳女性が83%が節約志向が強いという一方で、35〜49歳男性は、節約を意識していないという傾向が。お店のターゲットによって、作戦を変える必要があるのかも。

そして、次の記事。

国内の宿泊旅行率、過去最低に 昨年度54.8% リクルート系調査 節約志向や単身者増加で (2017/7/31付 日経MJ)

リクルートライフスタイル(東京・千代田)が発表した「じゃらん宿泊旅行調査2017」によると、国内で16年度に帰省や出張などを除くレジャーで宿泊旅行をした人の割合は54.8%と、15年度に比べ1.6ポイント減った。調査を始めた04年度以降でこれまで最低だった12年度の55.8%を下回った。同社は「賃金の伸び悩みに伴う節約志向や単身世帯の増加が影響している」と分析する。

…(略)…

同社が節約志向のほかに理由として挙げるのが単身者の増加だ。「旅行は夫婦などで互いに誘ったり、誘われたりして検討する場面が多い」(担当者)。単身者の場合、そうした機会が少ない場合もあるとみる。旅行の同行者を聞いたところ、夫婦でとの回答が最も多い25.5%だった。

…(略)

国内旅行の宿泊も過去最低とのこと。これも節約志向とのことだが、どちらかというと、単身者が増加した方が大きいような感じがしますね。ただ、単身者が多いということは、お一人様需要は今後も伸びるということです。そのお一人様需要は、ひとりだと旅行に行かないのと同じで、ひとりならお金を使わなくても良いという方向に流れます。

一方でこんな記事も。

関西「居酒屋」格安で勝負 節約志向に対応 「和食さと」は飲み放題998円、マルシェは客単価1800円の新業態(日経新聞 2017/8/8 13:41)

関西外食で「ちょい飲み」や「格安」を売りに気軽に飲酒できる店が増えてきた。サトレストランシステムズは、主力の和食レストランを改装してちょい飲み需要に対応する。居酒屋大手のマルシェは格安店を9日に開業する。可処分所得の伸び悩みで消費者に再び低価格志向が強まりつつあるため。働き方改革の進展で、仕事帰りに気軽に飲酒する需要が高まるとの判断もある。価格に敏感な関西の消費者に安さと手軽さを訴えて来店を促す。

…(略)…

リクルートライフスタイル(東京・千代田)の調査によると、6月の関西圏の居酒屋の客単価は3271円で、首都圏や東海圏と比べて159~212円安い。関西は前年同月比で76円下落するなど首都圏、東海圏と比べて下落幅は最も大きかった。同社は「関西人の節約志向の強さを改めて色濃く反映する結果になった」と分析する。

外食企業のちょい飲み対応を巡っては、ハイデイ日高や吉野家ホールディングス(HD)の成功を背景に取り組みが広がっている。ゼンショーHDが夏に「なか卯」での対応店舗を増やすほか、ファーストキッチン(東京・新宿)も7月に酒類販売を本格的に始めた。

先日、仕事で大阪に行ったのですが、そのときにクライアントの印象的な言葉が、これ。

「大阪の人はケチだから…。慣れてくるとお金を使ってくれるんだけど…」

そうなんだと思いつつ、こんな感じでデータにも出ているということで、ここにメモ。

企業業績は悪くないという一方で、この節約志向は、今の傾向として正しいと思うのですが、だからと言って、安易に安売りをしましょうということではないですからね。店舗数が多いチェーン店ならともかく、1〜2店舗の飲食店が安売りしたら持ちませんから。この節約志向という大きな流れを知った上で、自分ならどうするのか?ここを考えないとダメですよ。ターゲットや年代、利用動機によっても節約志向度が違うわけですし。

最後に、こんなニュースも。節約志向と言いつつ、しっかり値上げ。

すかいらーく、一部メニュー10月値上げ 人件費上昇に対応 (2017/8/11付 日経MJ)

ファミリーレストラン最大手のすかいらーくは10月から全ブランドを対象に、一部のメニューを値上げする方針だ。従業員の人件費が上昇していることに対応する。平均客単価で15円程度上がると見込む。

僕たちは、メニューリニューアルの時に価格改定をすることが多いけど、大手が上げたタイミングで、メニューを変えずに、15円とか微妙な値上げもありかなとも考えたり…

あ、ちなみにトップの写真はイメージです。節約節約という感じなので、ちょっとセレブっぽいものを(笑)

 

株式会社飲食店繁盛会
代表取締役 笠岡はじめ

 



あと、繁盛会Newsに興味がありましたら、飲食店繁盛会のFacebookページ等にいいね!を。繁盛会Newsが更新したらFB,TWでお知らせしています。メルマガもぜひ。無料レポートがもらえます。
  1. 飲食店繁盛会の公式Facebookページ
    …繁盛会News・事例・メルマガなど
  2. 飲食店繁盛会の公式Instagram
    …事例にしぼって紹介
  3. 飲食店繁盛会の公式Twitter
    …繁盛会Newsの更新情報中心

「これで売上上げました!」繁盛会一番人気のサービスです。コンサル+販促ツール制作=売上アップ!販促まるごとサポートの詳細はこちら。

お気軽にお問合せください 03-5302-9841

メールでのお問合せ
omise@hanjoukai.com
お問合せフォーム