ドリンクメニューは、ビールメーカーや酒屋にタダで作ってもらう。そういう飲食店がかなり多い。あなたの店はどうだろうか?

しかし、このようなメニューが多いからこそ、ドリンクメニューで差をつけることがやりやすい。

そこで、今日は、僕がドリンクメニューを作るときに大切にしている3つのポイントを紹介しようと思う。

1.自分のお店“らしさ”を出す

まず、ひとつめが「自分のお店らしさを出す」だ。これを一番考える。

例えば、あなたのお店のドリンクメニューを他のお店で使っても、全く違和感がない、ということはないだろうか?実際、このようなメニューがたくさんある。

しかし、僕は、お店のコンセプトを確認した上で、どうしたらその店らしいドリンクメニューになるかを考える。

お店らしさを出すには、①品揃えと②デザインだ。①の品揃えについて補足すると、商品数が多ければ良いという話ではない。ちゃんと主役カテゴリを作り、主役と脇役のカテゴリを明確にすることが大切だ。

2.カテゴリはT字型を意識する

ふたつめが、「カテゴリはT字型を意識する」こと。これは先程話した「商品数が多ければ良いという話ではない」ことに関連する。

ポイントは、商品数を多くするのではなく、カテゴリ数を多くすること。

つまり、ビールも日本酒も焼酎もハイボールもサワーもソフトドリンクもあるといったように、カテゴリを幅広くすることだ。カテゴリを幅広くすることにより、当然、日本酒は飲めないけどサワーなら飲めるという人がいるように、ドリンクを飲むターゲット層が広がる。(=ドリンク比率が上がる)

ただし、各カテゴリが同じくらいの商品数である必要はない。主役扱いのカテゴリだけ、商品数を多くして、主役でないカテゴリの商品は必要最低限にする。

こうすることにより、商品在庫が少なくなるだけでなく、メニューブック上の見た目も、お客様がぱっとみて主役と脇役がわかりやすくなり、あなたの店らしさが出てくる。

カテゴリの「T字型」とは、T字型の横棒「ー」は、いろんなカテゴリを幅広く網羅することを表し、縦棒「|」は、主役のカテゴリだけ、アイテム数を豊富にし、脇役のカテゴリはアイテム数を最低限にすることを表している。

3.お酒が詳しくない人向けに作る

最後は、「お酒が詳しくない人向けに作る」だ。お客様がみんなお酒に詳しいわけではない。だから、日本酒や焼酎、ワインその他、ちゃんとメニューブックにそれらの説明を書いて、お客様が自分で選べるようにしてあげる工夫が必要だ。

また、メニューブックでお酒の説明をしてあげれば、ホールスタッフへの質問が減り、オペレーションが軽くなる。特に、忙しい時間帯に助かるはずだ。

もちろん、暇な時間帯は、スタッフがきちんと説明して、お客様との距離感を縮めればよい。

簡単に話したが、以上がドリンクメニューを作る時に大切にしている3つのポイントだ。あなたのドリンクメニューはどうだろうか?

(飲食店繁盛会 代表取締役 笠岡はじめ)

 


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